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[7. 得失点までの時間] 大好きな横浜Fマリノスの2020年をデータ分析で振り返る

こんにちは。kesuo-です。前回の記事の続きになります。

はじめに

今年は、コロナの影響もあり、週末や年末年始に時間が確保できるようになってきました。そこで、冬休みの自由研究として、2020年J1リーグのマリノスの試合を様々な角度から分析してみようと思いました。私は、データ分析の専門家ではありませんので、簡単な分析のみを実施しました。この分析結果を公開することによって、マリノスサポーターのみなさんや他のJリーグサポーターのみなさんに、より深くマリノスについて知ってもらい、来年度のマリノスの試合をより楽しんでもらう材料にしていただければ幸いです。

今回は、時間にフォーカスし、ボールを奪ってから得点を決めるまでの時間と、ボールを奪われてから失点するまでの時間を分析した結果を紹介します。

今回の注目ポイント

- 得失点が発生するまでの時間に注目して分析した点

注意点

今回分析で使用したデータセットは私個人が作成したデータセットになっており、公式記録とは異なります。そのため、誤ったデータが含まれている可能性があることや、人によって解釈が異なるデータも含まれていることにご注意ください。データセットの作成方法や中身に関しては、過去の記事で公開しておりますので、ご確認ください。今回の記事で特に注意したい点は、YouTube上のハイライト映像で確認できるものだけをデータ化した点です。そのため、ハイライトでボールロストやボールカットが確認できない箇所は、動画の編集点をボールを時間を数える基準にしております。そのため、結果よりも長い時間ボールを保持していた状況があり得えます。このように、厳密な得失点までの時間ではないという点にご注意ください。

得失点までの時間概要

今回からは、ランキングではなく、時間にフォーカスします。こちらでは、ボールを奪ってから得点を決めるまでの時間と、ボールを奪われてから失点するまでの時間を確認したいと思います。ここで再度注意事項ですが、ボールを奪う、または奪った時間に関しては、ハイライト映像に写ってないシーンが多くありました。このような場合は、そのシーンが始まった地点をボールを奪う、または奪った時間としております。そのため、得失点が発生するまでにより長い時間がかかったシーンが含まれることをご了承ください。

得点までの時間

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こちらのグラフは、横軸がボールを奪ってから得点を決めるまでの時間(秒)、縦軸が得点の発生数を表しています。赤枠は、データセットの結果が正しくない可能性がありそうか箇所を表しております。(注意点で記載したハイライト映像を使ってデータセットを作成したことが原因です。)こちらの結果から、ボールを奪ってから得点まで10秒前後かかることが確認できます。また、ハイライト映像からデータセットを作ったため、ハイライトでは確認できない時間もボールを保持している可能性があるため、得点までにより長い時間がかかっている可能性が高いです。この結果から、マリノスは、ボールを回して得点を決めるタイプであることを改めて確認できました。0秒や1秒でゴールを決めているシーンは、おそらくPKによる得点だと思われます。来年は、ショートカウンター攻撃による得点ももう少し見てみたいですね。

失点までの時間

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こちらのグラフは、横軸がボールを奪われてから失点するまでの時間(秒)、縦軸が失点の発生数を表しています。赤枠は、データセットの結果が正しくない可能性がありそうか箇所を表しております。(注意点で記載したハイライト映像を使ってデータセットを作成したことが原因です。)こちらの結果より、奪われてから、5秒以内に失点するシーンが多いことがわかりました。ボールロストランキングでも、DFやボランチの選手がランクインしていたこともあり、後ろでボールをロストし素早く失点してしまう傾向があると思われます。後ろからボールを回すスタイルは、DFやボランチのボールロストとのトレードオフとも捉えることができるので、難しいところですね。来年は、DFやボランチのボールロストを減らせるよう、MFやFWなどがパスコースを作るなどのサポートに期待したいです。

おわりに

今回は、時間にフォーカスし、ボールを奪ってから得点を決めるまでの時間と、ボールを奪われてから失点するまでの時間を分析した結果を紹介しました。次回は、得失点が発生した時間帯に注目して、どの時間で得失点が発生しやすいか確認できる分析結果を紹介したいと思います。

記事を読んでいただき、ありがとうございました。わかりづらい点や感想などございましたら、ご指摘をお待ちしております!





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