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ユニフォームレンタルを軸に百万社超の顧客を有する「シンタス」のビジネスモデル

今回ご紹介するのは、シンタス・コーポレーションという米国企業だ。

主に手がけるのは、法人向けのテキスタイル(繊維品)レンタル事業。代表的なのはユニフォームのレンタルで、工場やホテル、カジノ、医療機関、飲食店など百万社以上を顧客とする。

2023年5月期の売上高は88億ドル(前年比12%増)、営業利益は18億ドル(同13.6%増)と右肩上がりの成長が続く。収益性が上がり続けていることも特徴の一つで、営業利益率は前年に20%を超えた。

S&P500企業でもある同社は、時価総額は目下493億ドル。株価収益率は37倍と株式市場での人気も高い。今回の記事では、同社を理解する上では欠かせないその歴史を紐解いた上で、同社の近況について紹介する。

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注目の米国上場企業の決算データ・企業動向をベースに時間をかけてディープに見ていく記事と、情報を整理・凝縮し時短できるセンサー的な記事の両端で構成。投資家ではなくともビジネスパーソンが「このビジネスはこんな風にグロースしているのか」という学びがあるよう努力します。

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