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アプリ収益化支援の「AppLovin」業績好調で2022年末から株価四倍に

2023年に入り、株式市場での評価を大きく高めている企業がある。アプリの収益化ソリューションなどを手がける「AppLovin」だ。

AppLovinは2011年に設立され、2021年前半に新規上場を果たした。同年末からは株価が転げ落ち、2022年末にはピーク時の十分の一以下まで下落。時価総額は30億ドル台に落ち込んでいた。

ところが2023年に入り、AppLovinの業績が急改善。株価は昨年末の底値から約4倍に高騰した。先日の決算でも一時20%近い急騰となったがすぐ元通りになった。

成長企業の評価はどの市場でも乱高下するものだが、それにしても同社の変動は著しい。今回の記事では、AppLovinの事業と近況について紹介し、今後の成長戦略についてもまとめる。

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