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今さらですが、特性の説明(その6:知性)

この記事は、過去のメルマガより、一部抜粋・再編集して掲載しております。

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ごきげんよう、サーヤです。

今日は「知性の特性って何?」というテーマです。

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知性の特性は、印綬(いんじゅ)、偏印(へんいん)の2つです。

命式の中に「印綬、偏印」がどちらか一つでもあれば、その人は「知性」の特性を持っています。どちらも持っていないなら、その人は「知性」の特性を持っていません。

この「知性」って、「疑問を見つける力」「他人に愛を与える力」「じっくり考える力」という意味の特性で、これを持っている人は、義務教育以上の範囲の学習意欲を持つ、自分から他者に愛を与える、一つのことをじっくり考え続ける、という能力が備わっていますよ、ということになる。

持っていると、大体の人が

何かの専門分野の勉強をしている、資格が必要な職業に就く、人に何かを教える仕事をする、会話の筋道がブレず一貫性がある、自分以外の誰かのケア・世話ができる、相手の理解度に合わせて言葉やタイミングを変える、相手の気持ちを想像して先回りした対応をする、自分の持つ能力で他者を救いたいと考える、じっくり考えてから行動する(しないことが多い)

というような特徴が出ます。

実際、知性の特性が強い人は医師、看護師など医療関係、教師や講師など教育関係のお仕事をされている方が多く、「自分の持っている(学んだ)専門知識やスキルで」「他者へ貢献する仕事に就く」人が多いです。

知性の特性が、子供の頃から強く出ている人は

「どうして?」「なんで?」といつも質問してくる、疑問に思ったことをずっと考えている、図鑑や歴史本が好き、優しい子、丁寧な子、と言われやすい、という子供だったかも。

※親の教育方針によって変わる。

持っていない人は、その逆で、「疑問を見つける力」「他人に愛を与える力」「じっくり考える力」という能力が【備わっていません】、ということになる。

知性を持っていない人の特徴は

専門分野の勉強は自分からはやらない、資格が必要ない職業に就く、人に言いたいことがうまく伝わらない、話題があっちこっちに飛んで一貫性がない、人の世話より自分の世話で手一杯、相手の理解度に関係なく同じ言葉やタイミングで話す、自分の気持ち優先で物事を考える、自分の持つ能力は自分のために使いたいと考える、まず行動してみてそれから考える(トライアンドエラーが得意)

という感じで出やすいです。

※胎とか絶とか偏官を持ってる人も、知性の特性をうまく使えずにいて、「持っていない人」に見える可能性高し。

※建禄、冠帯、帝旺を持ってる人は、知性の特性が無いのに馬力で頑張っていて「持っている人」のように見える可能性高し。

※持ってない人で、こじれまくって「なんでこんなに尽くしてるのに愛してくれないの! 親が社会が政府が〇〇だから、わたしはこんなに不幸なのに! こんなわたしでも愛して!同情しろよ!」と、被害者意識に飲み込まれた結果、メンヘラ化する場合も。自分で自分を愛してあげないと脱出は無理。

※持ってる人がこじれると、もっとやばいことになるよ。こちらも自分で自分を愛してあげないと脱出は無理。

ただし

知性=学歴、偏差値、学力の高さ、頭の良さ、という意味ではない、です。知性=思慮深さ、愛情深さ、相手への配慮の深さ、学習意欲の高さ、です!

一番大事なポイントとしては、知性ありの人となしの人では「言葉に持たせる意味」が違う。

例えば、知性ありの人がパートナーに「距離を置きたい、時間がほしい」と言ったとき。知性ありの人が聞くと「あ、自分とは一緒にいたくない、会いたくないという意味だな」と【察して】連絡などを取らないようにするところ、知性なしの人は「わかった、10分したら戻ってくる」と「今だけ」一人になりたいんだな、と解釈してしまって、意味が正しく伝わらない、言わなくてもわかってほしいのに、と相手をイライラさせたりすることもあって・・・

つまり、【察せない】!!!!

そんなコミュニケーションのすれ違いのご相談が多いです(もちろん、全員そうなる、というわけじゃないです。相性によります)

場の空気を読む力は人脈担当だけど、相手の気持ちを察する力は、知性担当だよ!

解決策としては、知性の特性を持っていない人は「言葉を言葉の意味通りにストレートに受け取る」ので、話すときは曖昧な言葉を使わず、ハッキリ伝える(ちょっと強いくらいじゃないと伝わらない)ことを意識しましょう。

例えば「しばらく距離を置きたい」場合は「これから3ヶ月は連絡しないで。会わずに一人でこれからの関係をどうするか考えたい」って言ったほうがいいよ。

ちなみにサーヤの中でのイメージでは

知性の特性を持っている人代表=江戸川コナン(知識と思考力を武器に活躍する、漫画「名探偵コナン」の主人公)

知性の特性を持っていない人代表=ポプ子(考える前にとりあえず動く、漫画「ポプテピピック」の登場人物)

って感じです。

両方見比べてみると、雰囲気の違いもわかって面白いかなー、と思います。

※サーヤ夫婦は「持ってる人」なので、言葉のすれ違いは少ないですが、行動力なし知性ありのサーヤとは違い、夫は知性も行動力も持っているので「やろうかどうか悩んでやらずに後悔」するのも「考える前に行動して、もっと考えればよかったと後悔」するのも嫌、だから、考えるのも行動するのも嫌で思考停止!になりやすいw

次回は「特性を全部持っている場合」をお話しします。

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