ハル

社会人4年目OLが、休日に大好きなモノヒトコト(映画・音楽など)に触れて蘇生します。 …

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社会人4年目OLが、休日に大好きなモノヒトコト(映画・音楽など)に触れて蘇生します。 備忘録も含めて、心のオアシスをアウトプット。 https://filmarks.com/users/fireworks0219

最近の記事

映画『あの子は貴族』-現在(イマ)を生き抜く東京成長譚-

それぞれにそれぞれの景色・呼吸のし辛さ・ひと時の幸せがある。 どの主人公にも寄り添いつつ離れつつ、温かくもヒンヤリとした映画だった。 あらすじ親が医者で経済的に裕福な家族の末っ子である華子(門脇麦)が、家族の結婚圧に呑み込まれる中で、政治家系で育った超裕福家系の幸一郎(高良健吾)と出会い、念願の結婚をする。しかし、幸一郎と長らく関係があった、地方出身で経済的に一人で自立せざるを得ない状況ながらも、自分らしく生き抜こうとする美紀(水原希子)と出会い、華子の歯車が加速する。

    • 西川美和監督「ゆれる」

      西川美和監督は是枝監督の仕事上のパートナーであるという時点でも無条件に大好きだが、多角的に物事を言及できる繊細な感性が彼女の魅力ではないかと。その魅力が他の作品にも増して、120%出ています。 以前、大学の講義のゲストスピーカーとして西川美和監督がいらした時に、均衡を保っていたものが崩壊する過程をテーマに作り続けていると仰っていた。それは、綺麗なものはきっと意外性を備えた真実を覆っており、それを剥がして行くことで、人間性や関係性の本質を掴めるのではないだろうかという初期衝動

      • ありがとう。2020年12月の私を支えた、心の栄養素

        こんなご時世なのに幸いな事なのか、昨年に引き続き閑散期が訪れず、ただただ働いた2020年。何気無く友達や恋人と会って過ごす事が、何気無く出来なかった2020年。 程よく諦める・忘れる事を覚えた社会人3年目。だからこそ、考える事を逃げてはいけない。自己防衛と他者攻撃は紙一重と痛感した社会人3年目。だからこそ、しっかり丁寧に言葉で伝えるしかない。ともあれ、四半世紀生きたらしい。 今月は、滑り込みで2020年ベスト映画に出会えたヨ。 ■2020年12月 心の栄養素たち・ブリグ

        • ありがとう。2020年11月の私を支えた、心の栄養素

          仕事が繁忙期という事もあり、激務な平日を過ごした11月。 忙しないムードになると、余裕のないコミュニケーションに遭遇し、更に心が枯れる日々。今月は、今年ベスト確定の漫画と出逢った事が幸!! ◼︎2020年11月 心の栄養素たち・A子さんの恋人(漫画)冴えない女の子A子さんが、長年付き合っていたA太郎と、A太郎から逃げるように向かったNYで出会うA君に揺れ動くお話し。 よくあるゆるふわタッチの三角関係の恋愛漫画と思いきや、自己とは何か?・自分らしい生き方とは?といったレゾ

        映画『あの子は貴族』-現在(イマ)を生き抜く東京成長譚-