一番必要なモノ

これを読んでくださっている皆さんにお聞きしたいことがあります。

野球の道具と言われて、一番最初に思い浮かぶものは何ですか？

多分思い浮かんだのはグローブ、バット、ボールなどではないでしょうか？

↑「野球の道具」と画像検索をして一番上に出てきたものです。

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話は数年前に遡るのですが、私が高校二年生の時私の所属していた高校の野球部は1年生から3年生まで合わせて14人くらいしかいない弱小チームでした。

ただ、「人数が少ないからこそできることもある」ということを監督からも言われ、少ないからこそ生まれる団結力であったり、それぞれの個々の能力を分かったうえでの打線の組み方などを考えるなど、「自分たちで決めた目標に全力で挑戦する」チームでした。

そして、夏の7月から始まる私たちにとっての最後の大会のために三年生と監督とで話し合った結果、6月中に気合を入れなおし、最後の大会で一回でも多く勝利するために合宿を行うことが決定しました。

みんな最後の大会に向けて今までの練習で培ってきたものを一から確認するための合宿だということで気持ちの入り方が違いました。

そして、私は三年生の思いをくみ取り「三年生のためにも自分のできることを全力でしよう」という気持ちだけは絶対に忘れないようにしようと心に誓いました。

そして、6月も中旬になり三年生の最後の合宿が始まりました。

合宿場につき、今日から3日間は野球のことだけを考えて生活しようと心に誓い、その思いを持ったまま練習をするグラウンドに行きました。

グラウンドに「よろしくお願いします！」とあいさつをし、遂に練習が始まりました。まず、チーム全員でランニングをしてそのあとに準備体操をし、キャッチボールをする時間になりました。

私はキャッチボールをするためにグローブをバックから取り出そうと思い。自分のバックの中を探しました。

「あれっ、ない」

これが私の最初の一言でした。私は三年生の一番最後の合宿でグローブ、スパイク、ベルトの三点を部室に置いてきてしまいました。

結局、その三日間私は「山を走っていろ」と監督に言われ。初日は山を走っていたのですが、だんだん飽きてきてしまい合宿場の近くの牧場などを探索する旅を三日間していました。

結局どんなに「三年生の為に。」という熱い気持ちをもっていっていたとしてもグローブ、バット、ボールのどれかがないと野球はできないので、皆さんも何に関しても気持ちより道具を持っていくことを忘れないように気を付けて生活するようにしてください。end

#部活の思い出