大学ノートを綺麗に整理することに気を取られて、勉強が進まない
勉強したことを大学ノートにまとめることは、勉強したことを理解するための手段であって、ノートを綺麗にまとめることが目的ではない。
しかし、中にはノートが綺麗でないと納得できない人もいる。その人は勉強した内容を理解したいと思っているが、同時にノートも綺麗に整理したいと思っている。その二つがぶつかって、なかなか前に進めない。
でも、別にその人が間違ってるわけじゃないと思う。なぜかと言うと、その人は「大学ノートを綺麗にまとめる」という芸術的なことが好きだから。だから間違ってない。
綺麗にまとめたり、蛍光ペンで線を引いたり、付箋を使ったりすることで楽しみを見出している。まるでプラモデルを美しく組み立てるのと同じような感覚。
だから、たとえノートを綺麗にまとめ過ぎてその先に進めなくても、それは悪いことではない。それはそれで楽しめばいいのだから。
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ただね。その人自身が、本当は勉強したことを理解したいのにノートを綺麗にまとめることに拘ってしまい、なかなか前へ進まなくてジレンマを感じているのなら、一つの解決策は、勉強を優先して割り切ることだと思う。
その場合、ノートのまとめ方は適当でいい。汚くても構わない。とにかく勉強に集中することが大切。
それでも、ノートを綺麗にまとめたいなら、別の時間を作ってやればいい。
まずは「理解する」ことを優先。そして次に「綺麗にまとめる」ことをやる。
「理解する」ことに時間がかかって「綺麗にまとめる」ことができないときは、それは仕方がないこと。後回しにしても、いつでも「綺麗にまとめる」ことはできるから。
どちらを重視するか?
それを考えながらやれば、自分の欲求をダブルで満たせるし、良い結果に繋がると思う。