【恐ろしかことがあったとです】

みなさん、平穏な毎日を過ごしていますか

世の中激動中ですが

たとえ使徒とエヴァが街をめちゃくちゃにし血まみれにしても

ゴジラが京急線を吹っ飛ばして川崎を破壊しても

翌日何もなかったかのようにいつも通り出勤し登校するのがこの世界ですよね

むしろ想定外のことが起こって頭の中が真っ白になるのは

いつもと変わらないことが当たり前の

普段の家での生活においてではないでしょうか

昨夜のことです

さて寝よう 早めに寝てぐっすり眠っていい朝迎えよう

とその前にトイレに入りました

トイレでの作業などそれこそ

ポアンカレ予想やエニグマ解読のことで頭がいっぱいになっていても

自動的に円滑かつ速やかに済むものです

もう失うものは何もない

そんなクリアな清々しい状態で

あとはただドアを開けるというルーティンワークに手を掛けた時でした

そのドアノブはまあるい回すタイプではなく

レバーを下に下げて開けるタイプ

そのレバーをいつも開ける時のように下に下げているのに

             ………  開       か       な       い……！？

え  私いつもやってないのにカギかけちゃった？テヘヘ

体調悪いのかな？w

カギを回してみますが

そうするとレバー自体下に下がらないで固定される

いやいや これ 今カギかかった状態ですやん

つまり

カギがかかっていない状態で

レバーは下がるが

ド   ア   が   開   か  な  い

レバーを下げてドアを押しても

何かが引っかかっている感じでカギをかけたように

かなりしっかりと閉まったまま

 まさかの自宅雪隠完全自主監禁です

もう何が起きたんだかさっぱりわかりません

誰かが仕組んだんでしょうか

イヤイヤどうやってw何のためにw

そんなことよりも

寝る前なのですっかり無防備に手ブラです

誰かに助けを求めようにも通信機器も持ってないし

ドアを分解できそうな道具もありません

        え    どうなるの  私  ⁉︎

全身にふわぁぁッと不安が満ちてパニックになりそうな精神状態を

なんとか抑え込んで瀕死の脳が考えます

最終手段としては

・体当たりで破壊する

・大声でわめき散らしてご近所様の助けを乞う

・高い所に設置された小さい窓に体をねじ込んで極寒の外へと脱出する(裸足☆)

何かを決断するのに丸一日かかったりすることもある私なのに

危機を感じると秒で今上に書いた全ての案を出せるなんて 

普段どれだけ機能を眠らせたままなんでしょうか

さらに

咄嗟に出た３つの案に

いや待て  それはあくまでも最終手段

できれば避けたい事案だ

と脳内の総司令官が低音かつ落ち着いた口調で諭します

そして

瞬間フリーズしていろんな覚悟をした私でしたが

体はなぜか勝手に

ドアレバーを上にあげてみる

という

普段考えたこともやったこともない行動に出ていました

え   何をやっているんだ私は

え  上に動く…？？？  え  ？

果たして

いともたやすく

ドアはすいっと開いたのでした

まさに知恵の輪がするっと外れた瞬間のあの感覚

かいた冷や汗も瞬間ドライです

なんの呪いですかもぅホントやめてさしあげて

さっき入った時は全く普通で通常通りだったのに

何がどうなって急にこんなことになるのでしょうか

ホントならレバーを下げれば引っ込むはずの

ドアを固定してくれているツメが

レバーを下に下げても引っ込まない

これではいくらガチャガチャやってもドアは開くはずありません

そして  え  何で？w  上に上げればツメは引っ込む

原因は今も不明のまま

パニックから多分1分くらいで脱出したと思うのですが

15分は戦ったような感覚です

その3分で脳は3時間分くらいは疲れましたw 

 ふぅ…よかった…

怖かったです…

トイレには通信機器を持って入るか

工具を常備しておこうと思った恐怖体験でした