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コルデコット賞

コルデコット賞について、私なりにまとめました。抜けていること、足りない点など多数ありますが、
備忘録として

コルデコット賞って いつ、どこで、だれが

アメリカで選考されている賞で、1938年に創設され、フレデリック・メルチャーによって提唱された。賞の名前がなぜコルデコットなのかと言うと、19世紀のイギリスの著名な絵本画家ランドルフコルデコットに由来している。

コルデコット賞の審査基準

条件は3つあるが、私の要約では、審査をする前の年に、アメリカで最初に出版された子どもの本、作品はアメリカ市民、在住者に権利がある。
選考基準は、10あるが、その中から、
選ばれるには、子どもたちのための本だが、14歳以下と決められている。また、視覚、ストーリー、コンセプト、テーマなどについて、統一性があること。子どもを惹きつけること。ほかにも様々な基準が決められていた。(ALSC参考サイトより)

コルデコット賞って誰が選んでるの?

ALSCの人 もう少し調べた方がよかったかな?

受賞した作品

受賞した作品アワードブック(1冊/一年)は、金のコルデコットメダルが送られ、絵本には金シールが貼られ販売される。
また次点作品にはオナー賞として銀色のメダルが送られ、絵本には銀シールが貼られ販売される。

受賞作 翻訳されてる?

日本語に翻訳されている本が多数あり、昔から、日本でも親しまれていることがわかる。長い間愛され続けている絵本、受賞した作家のほかの絵本なども考えると、日本でも愛されている作品が多数ある。(参考 やまねこ翻訳クラブ)
例 (うちにある絵本出版古い順から5冊)
『小さな島』 作:ゴールデン・マクドナルド、絵:レナード・ワイスガード 訳:谷川 俊太郎 出版社:童話館出版
『もりのなか』 文・絵:マリー・ホール・エッツ 訳:まさき るりこ 出版社:福音館書店
『ちいさいおうち』文・絵:バージニア・リー・バートン 訳:石井 桃子 出版社:岩波書店
『かもさんおとおり』文・絵:ロバート・マックロスキー 訳:わたなべ しげお 出版社:福音館書店
『げんきなマドレーヌ』文・画:ルドウィッヒ・ベーメルマンス 訳:瀬田 貞二 出版社:福音館書店 

絵本の発展

戦争により、アメリカに絵本画家が集まりアメリカの絵本が発展していった。木版画印刷の発展により、カラー印刷が安価に行えるようになり、発展していく。
例:地下の国のアリス ジョンテニエル(絵)
  ピーターラビット ビアトリクスポター(作)

参考にしたサイト

ランドルフ・カルデコット・メダル |子ども図書館サービス協会(ALSC) (ala.org)

http://www.yamaneko.org/bookdb/award/us/caldecot/index.htm

絵本探求講座 第3期 ①より

絵本探求講座でご一緒している皆さんのサイトを参考にしました。
リンク張っていません。

感想

コルデコット賞を調べていくうちに、絵本が出来た歴史を調べた方がいいのでは?と横道にそれそうになり、文字の中に挿絵が出始めたころは?とかそもそも本が流通し、安価になっていったのは?歴史、技術革新と関係しているのであれば、多角的にとらえる必要があるのでは?と疑問がわいてきます。理解するとは、これもクリアしてなのかもしれません。
今回の講義の内容としては、コルデコットをベースとして他の国の賞を比較していければと想像しています。

絵本の歴史といっても、そもそも、紙の本は高価だったものを、子供向けに尚且つ、安価にするということは、技術革命もそうだが、子どもも欲しがる必要があるのではないか?現代においては、魅力的なもの、刺激の強いものが多い中、子どもにとっての絵本は、欲しがるものなのか?選択されるものであるには?思考が広がっていきます。

今まで勉強してきたことを、ちゃんとアウトプットしていなかった、ポロポロと落としてきたもの。繋がらないピース形がぼやけてしまっています。
上記を勉強しながら、日本で絵本が普及していった時の状況を思い出したり、何かの展示会?本でみたような?と、あいまいな記憶に愕然とし、
ちゃんとアウトプットしないと残らない。反省しきりでした。

皆さんのおかげで、頭の中の回路がつながり、自分なりのまとめができたかな。っと思っています。それにしてもみんなすごい。憧れます。

次回の課題

借りてきた本を読むぞー!!!!
・『伝説の編集者ノードストロムの手紙』編:レナード・マーカス 訳:小島なおみ 出版社:偕成社
・『ベーシック絵本入門』編著:生田美秋・石井光恵・藤本朝巳 出版社:ミネルヴァ書房
・『絵本の事典』編:中川素子・吉田新一・石井光恵 出版社:朝倉書店
・『英米絵本のベストセラー40』編:灰島かり 出版社:ミネルヴァ書房
・『絵本をひらく・現代絵本の研究』編:谷本誠剛・灰島かり 出版社:人文書房

宿題

1.絵本を選ぶ コルデコット賞を受賞した本で日本語に訳されたもの(私は英語ができないので、訳されたものに限定)
その本にひかれた理由
2.なぜコルデコット賞を受賞したのか



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