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こどもの なまえ

10歳と、8歳と、5歳の子どもがいる

子どもを授かるたびに、
その時の想いを込めて
新しい命の、
生きる指針になるような名前を、と
夫と共に頭を悩ませた

名前は子どもに授けたメッセージだ

そんなふうにずっと思ってたんだけど、

子どもたちが少しずつ大きくなって
軌道に乗ってきた頃に
自分が
精神的に負のスパイラルにハマってしまった

自分の中のどす黒いワタシが
戸愚呂を巻く
ポイズン!ポイズン!!
自分が自分で大切に思えない

そんな時に ふと、
子どもたちの名前が
詩みたいに 思い起こされたんだ

「自分の力を信じるように」
「草花や、季節の移ろいを敏感に感じて、幸せに思える感性を持てるように」
「地球の美しさを守れる強さがあるように」

子供たちそれぞれに願いを込めた名前は、
自分自身にとっても、
何より大切にしたい指針であり
目標だったんだと気がついた。

子どもの名前って、
子どもに最初に渡すお手紙だと、
どこかで聴いたけど

それと同時に
時を越えて 自分に渡す
タイムカプセルの手紙みたいなものでもあったんだ

気がついたら、なんか、スーっと
自分の軸が姿を現して
居住まいをただすことができた

子どもたちも
その名前も
それを育む親である私たち夫婦も
愛おしく、宝でありたい
大切にしたい

良いことばかりじゃないけど
うまくいかないことも含めて
愛おしがって 平気に生きたい

そんなふうに思った

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