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「前置き」は、ちゃんと置こう。

話し言葉でも、書き言葉でも「5W1H」が大切だということは、すでに周知の事実だと思います。

5W1H
ニュース記事の最初の段落はリードと呼ばれる。ニューススタイルの規則では、リードには以下の「5W」の多くを含むべきとされている。すなわち、
When(いつ) Where(どこで) Who(誰が) What(何を) Why(なぜ)したのか?
である。しかし日本においては、「5W」にさらに下記の「1H」を含む「5W1H」であるべきであるとされる。
How(どのように)
日本では、教育現場で国語や英語の文法や文学作品読解の指導に使われることもある。また、情報取材のあり方やその提示の方法、歴史の叙述などノンフィクション全般にわたって意識されるべき必須事項としてしばしば取り上げられる。
(Wikipediaより抜粋)

私自身、概要は知っていましたし、誰かに指摘されたこともなかったので、出来ていると思い込んでいました。

少し前に投稿した過去記事ですが、こちらに登場する専門家の一人から「あなたの話は分かりづらい」という指摘を受けました。

通常、多くの方がそうであるように、自分の話し方や聴き方、接し方について、余程のことがなければ指摘されることはないと思います。

しかし、そこは専門家。

私の話の特徴を分析したうえで、アドバイスまでいただきました。

万人に共通するモノではありませんが、もし、私と似たようなクセをお持ちの方がいましたら、参考にしていただければ幸いです。

イラスト・シルエット・男女・ハテナ・会話

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noteでも、よく書くことですが、私は書き言葉で話し言葉でも、たまに迷走することがあります。

指摘された際には「話が迷子になっている」と言われましたが、自分でも自覚していた部分なので、素直に受け入れることができました。

ただ、今までは何故「話が迷子になっている」のかが分かっておらず、常に気にしてはいたものの、直すことができずにいました。

専門家のアドバイスは、「5W1Hの徹底」と「前置きを置く」の2点でした。

私は、他者の話を咀嚼したり解釈する能力はあると思っています。

いわゆる「察する能力」です。

言葉を聴きつつ、言葉に出来ていない部分を推測して補完しているので、あまり日常において錯誤がありません。

例えば、「無いな…」と何かを探している人がいる場合、探している場所や前後の行動から、職場であれば、ほぼ何を探しているのか推測することができます。

一方で、私には「察してもらう能力」がありません。

「伝えきる能力」と言い換えてもいいと思いますが、自分の考えや感情を上手に伝えられないのです。

結果として、何度も言い換えて、相手の「察する能力」に委ねることが多いのですが、その原因が「5W1Hが徹底されていない」というのです。

誰にでも伝わる話し方をしていない。

要するに、周囲の「察する能力」に依存していたのだと指摘されたのでした。

イラスト・女性・カフェ・会話・オシャレ・オープンテラス

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「○○の話なんだけどさ…」

「○○についてなんですが…」

「前置き」とは、簡単に言えば「今から話すことが何なのかを相手に伝えること」だと思います。

私には、無意識に「私の話で時間を潰してはいけない」という固定観念があるようで、話を短くしようとする傾向があります。

その結果、要点までも削ってしまい、話がぼやけてしまうことがあるようです。

これが「話が迷子になっている」という所以です。

「前置き」で何についての話なのかを伝えず、要点すら曖昧な状態にしてしまっては、相手が理解できるはずがありません。

もし、今この文章を読んでいて、特に違和感がないのであれば、それは私が無意識に文章を読み返しながら推敲をしているのだと思います。

書き言葉は話し言葉と違って視覚情報として残りますから…。

反対に、違和感があるようでしたら、どうか忌憚のないご意見をコメント欄に載せていただけると助かります。

以上、専門家の方にご指摘いただいた「5W1Hの徹底」と「前置きを置く」ということについての共有でした。

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最後までお読みいただきありがとうございました。

今回の投稿は以上です。

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