見出し画像

出向者は真っ先に排斥の対象になる?

当たり前ですが、自分が勤める会社で、よそ者が高い職位に就いたら、面白くない人もいると思うのです。

それは、ある意味では良い感情だと思っています。

自分の働く場所を汚されたくない、守りたいという感情がきっとあるからです。

しかし、一方で、業務を手抜きしてきた人にとっては、出向者が社内の引き締めを行うことに嫌悪感を示し、面白くないと感じる人も一定数いるでしょう。

どのみち、出向者側からすれば、風当たりの強さを感じるのみです。

会社の仕組みをつくったり立て直しを図る上で、早急な措置が必要なケースは多かれ少なかれ存在します。

緊急度の高い業務が多ければ、突発的な時間外労働も増えていきます。

そうなると、おのずと出向者の人件費が増えていきます。

業績の改善のために入った出向者の人件費が高騰するのは、ある意味では本末転倒なのかもしれません。

個人的には、抱えているタスクは出来る限り他者に振り分けたいのですが、現場の適任者がタスクを増やすことに後ろ向きで拒否の反応を示す以上、こちらで抱えるしかないのが現状です。

正直なところ、残業してお金を稼ぐと見られているのなら、残業代など受け取らなくてもいいと思っています。

私は地域社会の発展を掲げている当該会社の理念をどうにか叶えるお手伝いをしたいだけなのです。

しかし、サービス残業をすることで、社内の体制は腐ってしまうリスクもあります。

「やりたくないことは押し付けよう」と考える温床になりかねないからです。

以上のことから、大変心苦しいのですが、経営者にはご納得いただいた上で、現場の社員の方に働くうえでの責任を担ってもらうために、必要なお金は戴くようにしているのです。

結果として、明らかに排斥しようとする人もいらっしゃいますが、社内の文化を築くため、地域の発展のため、矢面に立たせてもらっている今日この頃です。


ということで、愚痴っぽくなってしまって恐縮ですが、最後までお読みいただきありがとうございました。

今回の投稿は以上です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?