二つの順応性
個人的な意見ですが、noteで毎日投稿を継続させる唯一の能力は「順応性」だと思います。
【順応】
環境や境遇の変化に従って性質や行動がそれに合うように変わること。
(デジタル大辞泉より抜粋)
一見すると「noteに投稿する習慣をつけよう」と言っているように感じるかもしれませんが、それだけではありません。
順応性には二つの側面があり、習慣づけたり継続できない理由は、一つの側面しか見ていないからだと私は考えています。
順応性の二つの側面とは、どのようなモノなのでしょうか?
最後までお付き合いいただけると幸いです。
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先に結論を述べてしまいますが、順応性には「事象の出現に順応する性質」と「事象の消失に順応する性質」の二つの側面があります。
私たちが何かを習慣づける際、意識するのは「事象の出現」です。
「事象の出現」とは、要するに「今日から毎日noteに投稿するぞ‼」と捉えることです。
新しく何かを始めるとき、今まで存在していなかった新たな事象が出現し、それに順応することで習慣化していきます。
この「事象の出現」に、どのように対応するのか?という話は、実はnoteを続けられている方にとっては鉄板のネタです。
「#noteの書き方」なんてハッシュタグがあるのは、それだけ千差万別な継続方法が存在するということです。
ただ、逆に「事象の消失に順応する性質」について着眼している方は、思いのほか少ないかもしれません…し、単に私が知らないだけかもしれません(笑)。
ともあれ、今現在の自分の生活が100の要素で構成されているのだとして、それぞれが1%の容量を持っているのだとしたら、何か一つ始めるには、何か一つを終わらせる必要があると思うのです。
つまり、習慣とは「積み重ねる」という足し算だけではなく、日常の優先度の低い事象と新たな事象を置き換える引き算の側面もあるということではないでしょうか?
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よくよく考えれば、すでに多忙を極めている人が、毎日noteで投稿することはハードルが非常に高いです。
時間管理をしても時間がない人が、投稿に充てる時間などあるはずがありません。
よく似た例がオンラインゲーマーです。
オンラインゲームで驚くようなスコアを叩き出したり、ゲームの発売早々、あり得ないレベルでゲーム実況するような人は、おそらくはフルタイム労働者ではないでしょう。
他の人がゲーム以外に割いている時間を、オンラインゲーマーたちはゲームに注いでいるからこそ、チート級の存在を示せるのです。
noteでコツコツ投稿するには、毎日一定の時間を記事作成のために割かなければなりません。
仕組みができれば、時間短縮は可能でしょうが、仕組みを作るにも時間が必要です。
ですから、noteに限らず、何かを継続したいと考えるのであれば、まずは続けるための手段を模索する過程で、何を日常から排除するのか検討することが肝要だと思います。
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今までやらなかったことを続ける順応性と、今までやってきたことをやらなくなる順応性。
二つの順応性についての、お話でした。
ということで、最後までお読みいただきありがとうございました。
今回の投稿は以上です。
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