山を越えても、山である。
「この仕事さえ終われば…」
人間は、物事の終わりが見えると、労力の配分を考えるようになり、無事にゴールを迎えるために算段をつける生き物だと考えています。
ですから、仕事でもプライベートでも、常に何らかのゴール設定をすることが習慣付いているのではないでしょうか?
より達成難度の高いミッションには、より高い集中力が求められます。
ゴール設定をするということは、そこまで集中力が持てばよいと考えてしまうことにもつながり、それがモチベーションの維持を難しくしているように感じます。
一つの物事が終われば休息できる、というのは幻想です。
一つの物事が終われば、すぐに次の物事が降りかかってくるのです。
それを、「一つ終わらせたから…」と休息を取っているのは、単に自己都合なのではないでしょうか?
…と、私は自分に言い聞かせながら、この記事を書いています。
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本日、自分の中では大きな仕事をしたと思っています。
今日のために準備をし、今日のために多くの時間を費やしてきました。
「この仕事さえ終われば…」
そう思いながら、本番を迎えたのですが、終わりは始まりに過ぎないことを改めて感じました。
とある企業に、とある説明と提案をする。
オンラインでのプレゼンテーションを終えた私に、多くの質問が寄せられました。
発表者として未熟な私ですが、発表後の質問数が多い企業には、その企業をより良くしていこうという社員の気概を感じます。
本気には、本気を返さなければなりません。
今日の発表は、ゴールではなく通過点であり、新たな始まりに過ぎなかったのです。
ともあれ、それはキレイごとで、実際は発表後、この時間まで、これまでの反動からグダグダしてしまいました…。
今後の戒めのためにも、自分に言い聞かせようと思います。
山を越えても山である、と。
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ということで、最後までお読みいただきありがとうございました。
今回の投稿は以上です。
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