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斜め読みは薦めませんが、斜めに見ることは、ときには大事。

まず最初に、今回の投稿での「斜め読み」の定義について確認します。

斜め読み
本などをぱらぱらとめくってざっと読む、文章などを飛ばし飛ばしに大まかに読む、などの意味の表現。
(実用日本語表現辞典より)

現在では、速読や学習法の一つという側面もあるようですが、基本的に「大まかに」という表現の通り、全体像を掴むときには必要な手法でもあります。

私にとっては苦手なことで、それゆえに「効率的な読書法」と言われる方法論は、ことごとく試してみては失敗しています( ̄▽ ̄;)。

活字、読んじゃうんです…(;´・ω・)。

ともあれ、斜め読みというのは、もし仮に、あなたの投稿が斜め読みされていると知ったら、あなたは「嬉しい(*'▽')‼」と感じますか?

伝えたいことを最初から最後まで、しっかりと読んでもらえる記事を目指そうとするのではないでしょうか?

ですから、読み手として「斜め読み」をすることに、私は抵抗感を抱くことがあるのです。

では、「斜めに見る」とは、どういうことなのでしょうか?

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斜めに見る(斜に見る)】
捻くれたあるいは穿った見方で物事を捉えること。
(実用日本語表現辞典より)

ついでに「穿った見方」についても調べてみますね。

「穿つ(うがつ)」とは,「穴を掘る」ということであり,そこから転じて「物事を深く掘り下げ,本質を的確に捉える」「隠れた真相を見抜く」という意味でも用いられる言葉です。ですから「うがった見方をする」というのは,「物事の本質を捉えようと鋭い視点で見る」という意味になります。

参照リンクはこちらになります。

引用文が私の伝えたいことを、まとめてくれています(笑)。

文章というのは、表面的に読むと「言葉のままに」意味を推測しますが、日本語というのは、日本のハイコンテクスト文化の象徴です。

ハイコンテクスト文化
文化人類学者のE・H・ホールの理論における文化の区分の一つで、コミュニケーションに際して共有されている体験や感覚、価値観などが多く、「以心伝心」で意思伝達が行われる傾向が強い文化のこと。一般的に、日本の文化は「空気を読む」ことや「状況を察する」ことが重視されることから、ハイコンテクスト文化であるといわれる。ハイコンテクスト文化に対して、言語による意思伝達に対する依存の強い文化をローコンテクスト文化と言う。
(実用日本語表現辞典より)

「どのような意味で、この言葉は使われているのか?」

このような視点で文章と向き合うことは、表面的な意味合いとは違った意味を感じ取ることが出来ると思いますし、あなたも過去に経験のあることなのではないでしょうか?

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すべての言葉や文章を「斜めに見る」ことは、不可能でしょうし、疲弊してしまいます。

ですから、今回は「斜めに見る」という考え方だけをご記憶いただたら、この記事は「斜め読み」しちゃってください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

今回の投稿は以上です。

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