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美しい言葉を求めて

個人差はあるでしょうが、人は言葉に美しさを感じることができます。

意味が美しい言葉もあれば、言葉が表す事象が美しいこともあります。

誰かが使うことで美しさを感じる言葉もあれば、誰もが美しさゆえに躊躇する言葉もあるでしょう。

美しさには、儚さと強さの両面が存在します。

人の愛などは最たるものでしょう。

noteのような言葉の世界では、たびたび美しい表現を目にすることができ、文章として魅了されるコトすらもあります。

もしかしたら、言葉に美しさを感じるのではなく、言葉の本質が美しいのかもしれません。

しかし、私たちの生活する社会には美しい言葉だけでなく醜悪な言葉も多く存在します。

美しい言葉と同様に、意味が醜い言葉もあれば、言葉が表す事象が醜いこともあり、誰かが使うことで醜さを感じる言葉もあれば、誰もが醜さゆえに躊躇する言葉もあるでしょう。

双極的なのかもしれませんが、醜さを表す言葉にも、美しい言葉に匹敵する力があります。

ですから、私たちは時に醜悪な言葉に魅了されてしまうこともあるでしょう。

もしかしたら、醜悪さの中に美を感じることもあるかもしれません。

私たちの心は、視ることの出来ない言葉というものに、崇拝に近い感情を抱いているのかもしれません。

であるならば、言葉とは偶像です。

ゆえに、私たちは言葉に言葉以上の意味を探そうとします。

すると、言葉本来の美しさは霧の中に隠れてしまいます。

美しさを求めても、美しさゆえに見失う…。

紡ぐ言葉に美しさを纏える人に、私は憧憬の念を抱かずにはいられません。

あなたは、美しいままに言葉を紡いでいるでしょうか?

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ということで、最後までお読みいただきありがとうございました。

今回の投稿は以上です。

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