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言葉を飾るには分析が必要⁉

突然ですが。私には「優柔不断」な一面があります。

ですが、ファミレスなどで注文メニューは即決ですし、他者からの質問も余程のことがない限りは回答に詰まることはありません。

では、どのようなときに「優柔不断」になるかと言えば、自分の決定が他者に影響を与えるときです。

先ほどのファミレスの注文メニューも、誰かと一緒なら即決せずに相手の状態を見ながら注文するでしょうし、質問が私個人ではなく他者の評価に関わるものなら、言葉を選ぶ時間の分だけ回答が遅れます。

つまり、私の「優柔不断」は人間関係を含む周囲の環境要因と相関関係にあると考えることができると思います。

…似たようなエピソードをお持ちの方もいるのではないでしょうか?

一言で、何かを言い表せる言葉があったとき、私たちはその言葉を多用します。

「優秀な」「やさしい」「男らしい(女性らしい)」「エモい」などなど。

典型例の一つに「ヤバい」や「絶対」があるでしょう。

料理が美味しくても不味くても、幸運が舞い降りても不幸に陥っても、好きでも嫌いでも、「絶対・ヤバい」で片付いてしまいます。

このようなことから、次第に「5W1Hが大切である」といった技術的な議論であったり、「語彙力が低下している」といった社会的な議論が展開されるようになっているのが「今という時代」なのではないでしょうか?

男性・陸上・棒高飛び・バー・失敗・ミス

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私たちは、生きていく中で多くの「失敗」を経験します。

失敗
物事をやりそこなうこと。方法や目的を誤って良い結果が得られないこと。しくじること。
(デジタル大辞泉より抜粋)

ビジネスでの失敗で起こられた経験のある方も多いのではないでしょうか?

…あ、今は怒鳴られることは減っているでしょうが、それでも注意を受けたり、叱責されたり、遠回しに嫌みを言われることはあるかもしれません。

もしくは、言う側に回ることもあるかもしれませんね。

「どうしてこんな失敗をしたんだ?」

問い詰める側は、失敗の原因を探ります。

同じ失敗を繰り返させないために。

…まあ、それでも失敗してしまうこともあるでしょうし、それが「その人らしさ」だったりもします。

つまり、「この人は○○だから、○○の失敗をする」という分析が成立するということでもあります。

マーケティング・アナリティクス・解析・分析・統計・データ・ラップトップ・テクノロジー・ビジネス

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Aさんは、過去に締め切りについて厳重な注意を受けたことがあり、それ以来、期限を意識し過ぎて資料の抜け漏れという失敗をするようになった。

Bさんは、注意されると反省する素振りを見せるが、再発防止への意識が乏しくて失敗を繰り返している。

Cさんは、自分の主張を通そうとし過ぎて、上司からのアドバイスを素直に聞けずに失敗している。

Dさんは、部下の責任を被って、自らの失敗だと上司に報告した。

…このように、「失敗」の裏には様々なエピソードが隠れていることがあります。

例えば、過去のあなたが「怒られた」という事象に対して、素直に反省できなかった理由があったのなら、それは、このようなエピソードの存在が理解されなかったという虚無感からだったかもしれません。

なぜ、そのようになったのか?

私の「優柔不断」にしても「失敗」の話にしても、「原因」や「経緯」があっての「結果」としてそうである、という話です。

「あの人は優秀で憧れる」

…どこに「優秀さ」を感じて、なぜ「憧れる」のでしょうか?

「あの人はコミュ力が低くて使えない」

…仮に、「コミュ力が低い」原因があなたの態度にあるのだとしたら?
また、「使えない」の判断材料が揃っているのなら、「使える」人財になるための素材も見えてくるのではないでしょうか?

「あの人は○○だ」

…このように他者を評価する際には、原因を分析し、「○○」がマイナス要素であるならば、プラスのに転じる経緯を導くことが必要だと私は考えています。

もしかしたら、他者の課題に介入することは、その人のためにならないかもしれません。

それでも、せめて端的な言葉で他者の評価を片付けてしまうのではなく、分析をして仮説を立て、他者に関わらずとも、自分の課題を説くヒントとして行動することが、私たちには必要なのではないでしょうか?

今回は、やや偏った内容になってしまいましたが、あなたが何かを考える一助になれば幸いです。

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最後までお読みいただきありがとうございました。

今回の投稿は以上です。

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