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考える時間は貴い

人間はマルチタスクが苦手な生き物だと言います。

ということは「何かを考える」という、他者にとって何をしているのか見えない時間(タスク)を、どのように確保すればいいのか?

ザックリしたシチュエーションですが、職場において、PCの前で手を止めて様々な事象に思考を巡らせていると、他者からすれば「手を止めている=手が空いている」と認識されてしまう時があります。

私は静かな環境でないと熟考できない不器用な人間なので、手が空いていると思われて話しかけられたりしてしまうと、考えることが出来なくなってしまいます。

どんな仕事でも、考えるという行為が存在します。

権限や責任が増せば、それだけ深く広く考えなければならないことが増えてくると思うのです。

ビジネスの世界では「時間管理のマトリックス」と言って、重要性と緊急性の二軸において「緊急ではないが重要」なことに注力することが、決められた時間内でどれだけ高いパフォーマンスを発揮できるかのカギだと言う理論があります。

重要性の高い事象に対して十分に時間を使うというのは、言われてみればその通りだと思うでしょう。

しかし、私たちの仕事において、緊急性の高い事象がどれだけ「考える時間」を阻害していることでしょうか。

緊急性が高くて時間を必要とする事象が重複してしまうと、その日一日、重要なことが何一つ進まないまま終わってしまうこともあります。

これは非効率的ですし、焦りやストレスを生じさせ、ミスや見落としを誘引してしまうことにつながります。

これらの解決策として、私は時間外労働や休日に「考える時間」をつくるという愚策しか実行できていません。

どうしたら、就業時間内に重要なことを考えることが出来るのか…?

「考える時間」は貴い、という話でした。


ということで、最後までお読みいただきありがとうございました。

今回の投稿は以上です。

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