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貧乏くじを夢への切符に…

「どうして、自分ばっかりがこんな目に…」

他者がやりたがらない仕事や、誰でも出来る仕事を押し付けられて、世の中にも自分自身にも嫌気がさしてしまうときってないでしょうか?

要領のいい人間が得をして、不器用な自分は損な役回りばかり…。

いつでも、心のどこかで「いつかきっと…」と思い描きながらも、「いつかって、いつなんだろう?」と、少しずつ心が蝕まれていく瞬間、自分の存在意義すら見失ってしまうこともあるでしょう。

世の中には「鬱」や「メンタル不調」といった言葉が飛び交い、自分もそうなのか?と自問自答することが唯一の現実逃避になったりしないでしょうか?

貧乏くじを引く
貧乏くじとは他に比べて不利益なクジのことだが、ここから損な役まわりのこと、苦労や拘束など行動・勘定の割りに得る物がない役まわりのことをいう。意味的には役回りだが、それをクジに例えたものなので「貧乏くじになる」ではなく、「貧乏くじを引く(にあたる)」という。また、貧乏くじを引くのは個人とは限らず、損な役回りについたグループや世代など複数人の場合もある。
(日本語俗語辞書より)

ということで、今回は「貧乏くじ」について書いてみようと思います。

最後までお付き合いいただけると幸いです。

ガラス・コップの水・街灯・夕闇・半分

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今回は「リフレーミング法」という手法で「貧乏くじを引いてしまう人」について書き進めてみたいと思います。

リフレーミング
ある枠組み(フレーム)で捉えられている物事を枠組みをはずして、違う枠組みで見ることを指す。元々は家族療法の用語。
(Wikipediaより抜粋)

…有名なのが、コップに半分程度入った水を「半分も入っている」と思うか「半分しか入っていない」と思うか…といった思考法ですね。

悲観的な状況でも、どこかで楽天的に思考や感情をコントロールすることが出来れば、きっと乗り越えられることが増えるはずです。

「貧乏くじ」というのは、通常のくじとは違い、不利益を被るくじを指します。

つまり、引くたびに不利益を背負ってしまうのです。

このことから、どうしてもネガティブな要素しか見えなくなってしまいますが、「引く」とは「当たる」ことです。

「この不利益をプラスに転じさせるチャンスを得た」

…そんな風に切り替えてみるのも、楽しむ余裕を生む、素敵な発想だと思います。

ダーツ・ターゲット・机の上

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また、どんなくじでも、必ず良い意味での「大当たり」を引く方法があるのですが、ご存知でしょうか?

これは「論理的思考」で考えると、逆に損をする可能性のある例示で考えてみましょう。

100分の1の確率で当たるくじがあります。

くじは100枚あり、当たりは1枚だけです。

もっとも効率的に当たりを手にするにはどうすればいいでしょうか?

…賛否あると思いますが、個人的には「100枚全部買う」が効率的だと考えています。

それは、論理を越えて、単純に「あれこれ考える時間を省く」という意味で効率的だと思うからです。

つまり、貧乏くじを引くことを躊躇している人間は、夢への切符ともいえる、たった1枚の大当たりに届かない、ということです。

「いやいや…そんなこと言っても、現実的には貧乏くじを引くことなく得している人間だっているでしょ…」

そう思う方もいるかもしれません。

ですがそれは、「今」を切り取ったに過ぎず、過去や未来に、誰がどれだけ貧乏くじを引いてきたかは分からないはずです。

ですから、あなたも「今」貧乏くじを引いたとしても、それは「大当たり」に近づいたと捉え直してみてはいかがでしょうか?

落ち込んだり悲しんだりするより、きっと建設的で現実的だと思います。

…ということで、リフレーミング法で「貧乏くじ」について考えてみました。

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最後までお読みいただきありがとうございました。

今回の投稿は以上です。

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