量は質に変換できない
note3年目にして初かもしれませんが、今年の仕事を簡単に振り返ろうと思います。
ともあれ、まだ出勤日は残っているので、年内に変換できるモノは変換していこうと思います。
さて、今年一年は、毎日が千本ノックのような仕事ぶりだったように感じます。
やった感はあるものの、目の前に飛んできたボールをキャッチすることしか出来なかったようにも感じます。
私は野球に精通しているワケではありませんが、スポーツなどの練習は、根性論的な量をこなすモノから、科学的に質を追求するモノに変化してきていると思います。
「量より質」ということです。
スポーツに限らず、現代社会は「量より質」の時代だと言えるのかもしれません。
食事は3食お腹いっぱい食べればいいわけではなく、2食や1食のほうが健康に良いとも言われていますし、逆に筋肉をつけたい人にとっては、こまめにタンパク質を摂取する必要があることから6食程度に分けて摂取することもあるようです。
また、睡眠も寝ればいいというワケではなく、過眠は睡眠不足よりも認知症リスクが高いというデータもあるようです。
仕事に関しても、生産性や効率化といった「質」に着目したライフハックが崇拝されるようになっており、質が担保されて、はじめて量がこなせるようになるとされているようです。
私の当初の目標は、質を高めるために配属されたことを認識していましたが、立ち上げ間もない会社ですし、私自身が業界慣れしていないことから、積極的に現場に出て、さまざまなトラブルに介入もしてきました。
職場の人員の能力を把握し、マンパワーが不足しているところは、常に意識的に補うようにしてきました。
結果、業務は回ったでしょうが、一年前と同じ課題を抱えたままになってしまっています。
これは、私の仕事の「質」の悪さが招いたことだと感じています。
個人の力など、微々たるものかもしれませんが、それでも重要な課題に気付いていながら、緊急対応を優先してしまったことで、会社の成長を促進できなかったことに、不甲斐なさを感じています。
年の瀬が近付き、ようやく事の重大さに気づきましたが、後の祭り。
すべてやろうとして、すべて中途半端にしてしまいました。
来年は、やることを絞ろうと思います。
うやむやにしてきた「質」を見つめ、数値やデータなどの根拠づけを行うことで、座組みを整え、ロードマップを明確にするつもりです。
量で得た知見を質に置き換える、そんな一年にしたいものです。
ということで、最後までお読みいただきありがとうございました。
今回の投稿は以上です。
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