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仕事終わりの面談

ここのところ、週に4日ほどは仕事終わりに誰かと面談する時間が発生しています。

障がい者福祉施設なので、施設のスタッフと面談することもあれば、障がい者の施設利用者と面談することもあります。

どちらも、いつの間にか始まったのですが、根本的な要因は、私が定時に帰らない人間だということが浸透してしまったことだと思います。

しかし、好き好んで帰らないわけではないのですが…。

ともあれ、この時間を設けるようになってから、少しずつ施設の雰囲気が変わってきているような気がします。

誰が、何について、どのように考え、そして悩んでいるのか…。

そういった相談を一括して聴いていると、自分の中で人間関係の相関図が具体化され、その場しのぎや適当なアドバイスが出来なくなる反面、勘違いや思い違いから関係性がこじれてしまっていることにも気がつくことができ、助言などにズレが無くなってきていると感じます。

そもそも論ですが、最初は誰も私に相談などしませんでした。

ですが、いつの間にか、仕事終わりに呼び止められることが増え、さまざまな感情や考えを聴く機会となっています。

私は、もともと他者の感情の読み取りが下手な部類の人間です。

…そう思っていたのですが、こういった心の機微を察する能力も、一定の経験によって変化するものであって才能ではないのではないかと考えるようになってきています。

最近、コミュニケーションスキルについて指摘されることが多く、悩むことも多いのですが、私は圧倒的に他者と話をしてきた経験が少なかったのだと思います。

誰かと話をするたびに、足りない部分に自己嫌悪することもありますが、話す機会は増えているように感じます。

しかし、まだまだ未熟。

もっと磨いていかなければならない能力だし、それが誰かの人生に影響を与えかねない可能性もあるので、もっと必死さが必要だと感じるようになりました。

今はまだ、傾聴の最適解が見えませんが、コツコツと試行錯誤を繰り返し、ちゃんと相手に届く言葉を発せられるよう、努力したいと思います。


なんのこっちゃ分からない話になってしまいましたが、最後までお読みいただきありがとうございました。

今回の投稿は以上です。

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