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「声の大きさ」に注意

年末年始は、さまざまな場所で飛び交う喧騒を聞くこともあったでしょう。

不快に感じる怒号もあれば、聞き耳を立てたくなるような話声もあったことでしょう。

もしかしたら、あなたの声が周囲の人に響いている可能性もあったのかもしれません。

特に友人との楽しい時間に笑いとともに発する声は、どうしても大きくなってしまうかもしれませんから。

しかし、声の大きさというのは、ときに「自分の話を相手に聞いてもらう」以上の情報を周囲に届けているケースもあるのです。

一体どんなときに、人の声は大きくなってしまうのでしょう?

今回は、やや心理学的な内容で進めていこうと思います。

最後までお付き合いいただけると幸いです。

男女・バルーン・男性の口をふさぐ・ガムテープ・大人

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個人的な意見で恐縮なのですが、おそらくは女性よりも男性の方が「声を大にする」ことについて、心理的な意味合いを含んでいることが多いように感じます。

いくつか例示してみるので、一緒に考えてみましょう。

例えば、イマドキ少なくなりましたけど、他人を恫喝するような輩がいたとします。

大きな声を出すことで、相手を威圧によって緊張状態にさせ、思考を奪って自分の優位さを示そうとします。

これは、話の内容ではなく、声量そのものが心理的な意味合いとなっているケースです。

次に、自動販売機やレストランなどで見かける「オレ金持ってねぇ」という輩について考えてみましょう。

端的に言えば「こじらせ男子」なのですが、一つには「お金がない」と宣言することで、遠回しに他者や友人におごらせようとする心理があると思います。

自分がおごってもらう立場を作り出すことで、自分が相手よりも権威的であるという誇示行為であると言えるかもしれません。

あるいは、単純に他者を困らせることに、何らかの快楽を得ているような状態かもしれません。

このような場合、心理状態は非常に幼稚であり、精神年齢の低さを感じずにはいられません。

反対に、女性と二人の状況で会計をする際に「ここは僕が払うよ」と、小さな声でいいはずなのに、他人に聞こえるように話すケースは、自己満足的で支配的な心理が働いていると言えるでしょう。

…と、このように書くことで急に意識してしまう人もいるかもしれませんが、大切なのは自分一人の決定権を押し通さないことと、マナーとして大衆の中で大声は出さないことです。

話したいことがあるのなら、相手にだけ聞こえればいいのですから。

人々・空港・エアポート・グループ・友人・友達・窓・移動

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そもそも論ですが、どうしてこのような記事を書いているかというと、実はコレ「空港あるある」だと私は思っているのです。

飛行機への搭乗時に、一つひとつの行動を逐一解説している方に遭遇する機会が、非常に多いのです。

解説している本人は無意識の行動かもしれませんが、権威の誇示として次第に声が大きくなったり、優位性行動として相手の行動を制限する動作を行ったり…。

いちいち観察している私もよろしくないとは思うのですが、街中や空港などの人が集まる場所での個人の行動というのは、心理状態が顕著に現れることも多いので、ついつい遠くから眺めてしまったりしてしまいます。

とりわけ、女性と行動を共にしている20代前後の男性の行動は、行動心理の見本とも言えるような動作をされる方が多いので、もしあなたが、自身の行動で思い当たる節があるようでしたら、行動心理について学んでみてはいかがでしょうか?

自分では気づいていない自分を知る絶好のチャンスかもしれませんよ?

ちなみに、今回示した例ですが、これらに近い行動を私もした経験があります。

当然、一緒にいる人にめっちゃ怒られましたが、怒ってもらえたおかげで自分で意識的に直すことが出来ました。

「人の振り見て我が振り直せ」ではなく「自分の振り見て我が振り直せ」という話でした…。

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ということで、最後までお読みいただきありがとうございました。

今回の投稿は以上です。

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