足も口もあるだろうに…
「ちょっとお願い!」
そう言って、他者の時間を奪うことに慣れてしまうことが怖いと感じます。
一度、お願いされる側に立つと、お願いする側に回りづらくなりませんか?
なぜなら、お願いされる側の心境がよく分かるから。
私は仕事で、ときおり誰かの代行や代弁をすることがあります。
行動している人とともに行動したり、声を上げている人とともに叫ぶことは、誰かに何かを言われずとも引き受けることはありますが、「お願い」の一言で代行業を任せられることにはなかなか慣れませんし、今後も慣れないと思います。
もしかしたら、あなたも代行業に時間を取られていませんか?
誰かの代わりに書類を作成したり、誰かの代わりにメールを送ったり、誰かの代わりに謝罪に向かったり…。
どうしても必要な代行業はあります。
ですが、安請け合いを続けてしまうと、本当に大切なモノのために費やす時間が無くなってしまいます。
頼られているから…。
そう思うこともあるでしょうが、頼られているのか、便利屋扱いされているのか、もう一度考えてみることも必要かもしれません。
あなたには、あなたにしか出来ないことがあるはずです。
お願いされても、違和感を感じるようなら「NO!」と言える勇気を、あなたも、私も、持つべきだと思います。
私も頼られるのは嫌いではないのですが、次第にお願いが増えていき、気がつけば、誰かの代わりをして終わってしまった一日がありました。
これは何か違う…‼
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「時間管理のマトリックス」をご存知でしょうか?
縦軸が重要度、横軸を緊急度として四つの領域に分けたものです。
「重要で緊急なモノ」と「重要ではないけれど緊急なモノ」に時間を奪われてしまうと、「重要だけど緊急ではないモノ」に時間が割けなくなります。
名著「七つの習慣」にも登場した、この「時間管理のマトリックス」に鑑みると、他者のお願いの中には「重要でも緊急でもないモノ」が含まれていることに気づくことがあります。
「…なんだか最近、時間が無いな…」
そのように感じる方は、一度、自身の時間の在り方について、じっくり考えてみてはいかがでしょうか?
私の明日の最初の仕事は、抱えているタスクを「時間管理のマトリックス」の四つの領域に分類することです。
おそらく、無駄が多いはずなので、優先順位を明確にしたいと思います。
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ということで、最後までお読みいただきありがとうございました。
今回の投稿は以上です。
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