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「強み」と「得意」は違う

新年あけましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いしますm(__)m。

新年最初の記事というのは、多くの方が「新年の抱負」として、ご自身の今年一年間の目標設定を行うことと思います。

実際に目標を掲げる際に悩むのは、「一つも目標がない」というケースよりも「いろいろ目標は思い浮かぶが絞り切れない」というケースなのではないでしょうか?

例えば、noteでの投稿をされている方の場合、連続投稿やkindle出版など、投稿活動に関わる目標を掲げることは、比較的に容易なことだと思います。

しかし、「noteでは?」「仕事では?」「プライベートでは?」…と、複数の目標が脳裏に浮かんだ際に、人間ですから、無意識にでも打算的計画となってしまうことがあります。

「こっちの目標の方が達成しやすい」や「この目標を掲げた方がカッコいい」、「この目標なら誰かと被らない」などなど。

目標を掲げる本質は、達成させる動機付けです。

自分の意思だけでは少し難しそうな目標を公言することで、自分を追い込み、より達成への意思を固めるための手段だと思うのです。

しかし、そもそも掲げた目標は、あなたが一年をかけて取り組むべきものでしょうか?

複数の目標を掲げる場合は、達成することでどんな自分になっていることが理想でしょうか?

公言する前に、少し見通しを立てることが必要になるかもしれませんね。

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目標を掲げるにあたり、自身の強みを伸ばすことに主眼を置く方も多いことでしょう。

ですが、こちらも忘れてはいけないことがあります。

それは「強み」と「得意」は違うということです。

「得意」とは、主観的な意味合いが強く、自身の能力を高く見積もってしまう可能性があります。

例えば「イラストを描くのが得意」だとしても、第三者からの評価が低ければ、あなたの「強み」ではない可能性があります。

「強み」とは、客観的視点によるものが多く、自分では気づきにくいものでもあります。

これは、本当の「強み」が自覚されない特性を帯びているからであり、あなたの「強み」を理解しているのが、あなた自身ではなく周囲の人たちだからです。

「客観的にその人を象徴する能力」こそが、「強み」であり、これを自覚することで、はじめて自分の伸ばすべき能力が視えてきます。

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「周りへの配慮が出来ているよね」

「データ入力が早いね」

「笑顔が素敵だね」

…第三者が何気なく発した言葉に、あなたの将来の可能性が眠っているときがあります。

自分で当たり前だと思っていることこそが、あなたの強みなのです。

「人の話を聴く」という言葉はよく耳にすると思いますが、このような効果もあることを意識して聴いてみるのも良いかと思います。

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ということで、最後までお読みいただきありがとうございました。

今回の投稿は以上です。

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