キャリア支援の特等席
久しぶりにキャリアコンサルタント的な記事となります。
新卒にせよ、転職にせよ、新たな職に就くために避けて通れないのが「書類選考」や「採用面接」といった、いわゆる就職活動です。
キャリアコンサルタントとは、厳密に言えば資格の名前であって、明確な職業ではないと言われています。
それは、名称独占資格なので「キャリアコンサルタント」と名乗ることができるのは資格取得者だけなのですが、「キャリアカウンセラー」や「キャリアアドバイザー」という肩書であれば、キャリアコンサルタントと同様の仕事が出来るからです。
ともあれ、キャリアに関する仕事で多いのが、履歴書添削や面接対策。
特に採用面接は、各社独自のメソッドで行われており、ブラックボックスに近い状態なのではないでしょうか?
各面接者に対して、同じ質問を投げ掛ける会社もあれば、履歴書や職務経歴書に沿った質問をされる会社もあると思います。
未知の質問に対して、少しでも不安を解消しようと考えた際、元面接官であった方や人事担当者であった方の意見というのは非常に興味があり重要な情報だと私は考えています。
自己PRって、何を話せばいいの?
強み弱みって、何が知りたいの?
想定していない質問が来たらどうしよう…。
多くの人が共通の悩みを抱くことでしょう。
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私は、趣味でキャリアコンサルタントの資格取得をした身なので、これまで人事であったり、面接に携わる職種に就いたことがありません。
人生で二度、転職で苦戦した際には、何十社も面接に落ちたことはありますが、共通項は見出せないままでした。
そして、現在の私は障がいを抱える方の社会参加の支援として、就労支援を行っています。
ご自身の障がいと上手に付き合っていく方法を模索することと、ご自身の強みを活かす職業とのマッチングをすることをお手伝いしています。
一般的な就職活動では、なかなか聞かない状況ではありますが、障がいを抱える方と一緒に面接に同席することがあります。
苦しまれている姿も、努力されている姿も見ている身として、面接に同席して彼らなりに必死に自分の存在を訴えかける場所に居させていただくことは、本当に支援の特等席だと感じています。
ついさっきまで、面接に対しての緊張のあまり顔面蒼白になっていた方が、震える指先をギュッと握った手のひらに隠し、面接官からの質問に詰まりながらも自分の言葉で答える様は、彼らの成長を確信する瞬間です。
このような役割に就くとは思っても見ませんでしたが、少しでも多くの方の成長を感じられるこの特等席で、少しでも採用の確率が上がるように支援していきたいと思います。
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ということで、最後までお読みいただきありがとうございました。
今回の投稿は以上です。
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