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黒服で黒幕、黒く生きるとは。

「黒服にならなきゃダメだよ、アンタ」

その日あった出来事を話しているとき、友人に唐突に切り出されました。

(;´・ω・)…黒服?

無知な私は何のことか分からなかったので、検索することにしました。

黒服
風俗店・ホストクラブ・キャバクラ・クラブなどの水商売の店における男性従業員の通称。「ボーイ」などとも呼ばれる。稀に女性が務める場合もある。
ウエイターやマネージャー、店長といった役割を与えられており、業務内容は、開店前の掃除や準備、営業中のウェイター業務、指名係、閉店時の片付け、クローク業務や会計、女性従業員への研修など多種多様である。
(ピクシブ百科事典より)

…要するに、自己主張せず「縁の下の力持ち」になりなさい、という意味だったと思うのですが、この単語がスンナリ出るような暮らしぶりでもしているのだろうか…?と友人を訝しげに見たりもしました。

そんな友人は、下記の記事のモデルになった人です。

ということで、今回は「日の目を見ずに生きること」について考えていこうと思います。

最後までお付き合いいただけると幸いです。

イラスト・親指・承認・賛成・GOOD

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私は承認欲求が強く、特に他者に認めてもらいたいという気持ちから、話を本旨から脱線させてしまうことがあります。

ひどいときは「会話泥棒」になっているときもあるでしょう。

これは、私の生育歴が要因の一つだと考えています。

端的に解説すると、人間は幼少期に承認や称賛…つまりは愛情を真っすぐに受け止める生き方をしていないと、将来的に他者承認が強く、自己保身に走りやすくなると感じています。

「味方がいない…」そのように感じてしまうのです。

あなたの周りにも、他者の誉め言葉を素直に受け取れない人がいるかもしれませんが、それは、その人が悪いのではなく、その人の育ってきた環境の影響が出ているだけです。

内心は嬉しい…でも、どう表現したらいいのか分からない、こんな自分が褒められるなんて、相手が何を考えているのか分からない…。

…このようにパニックになってしまうのです。

ですが、社会において、このような言い分が全て通るわけではありません。

いわゆる「どうにもできないことをどうにかする」という人生課題に直面するのです。

そのときに求められるのが「黒服の立ち居振る舞い」だと友人は述べたのです。

シャンパン・グラス・モエ・高級・ウェイター・バー・バーテンダー・注ぐ

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「黒服」とは職業の総称です。

「黒服になりなさい」とは「黒服の人みたく演じなさい」の意。

どんな人間も、社会で生きていくために「仮面=ペルソナ」を持っているモノだと私は考えています。

鉄仮面のようにすべてを覆いつくす人もいれば、モノクルやティアラなど、本来の自分にわずかな装飾をするにとどまる人もいる…といった違いはあると思いますが。

自分の持っている特性が、TPOにそぐわないのであれば、変えればいい。

もちろん、個人差のあることではありますが、仕事として求められる立場があるのであれば、それに則した存在になれと言うのです。

一見ムチャクチャなことですが、組織に属し、役割を求められているのなら、「どうにもできないことをどうにかする」仕組みが必要です。

それが「黒服」や「ペルソナ」というワケです。

カーテン・緞帳・赤い幕・仮面・劇場

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人間、自分の行いに対して、正当な…いや、それ以上の評価を求めてしまうものです。

その感情をグッと押し殺し、日の目を見ずに生きること。

友人の言葉に従うつもりはありませんが、どうにも頭から離れず、結局のところ、そのように立ち回るしかないのだと思い、備忘録として記事にさせていただきました。

ちなみに、仕組みや仕掛けは日の目を見ることのないものでありながら、大変に重要なものであり、それを構築するのが友人曰く、私の役割であるとのこと。

…毎回、ムチャばかり言ってくらぁ…(;´・ω・)。

私が黒服なら、友人は黒幕です(笑)。

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ということで、最後までお読みいただきありがとうございました。

今回の投稿は以上です。

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