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貫き通せないモノ

当たり前と言えば当たり前なのかもしれませんが、ネガティブ思考やマイナス思考を、そのまま文章にしたり、他者に吐露することができません。

どんなに落ち込むことがあっても、その詳細は話せず、どんなに悲しいことがあっても、それを表に出すことが出来ない…。

私たちは、さまざまな言葉を勝手にニュアンスや解釈を捻じ曲げて使っていることがあります。

「心のままに」

自分のやりたいことを我慢せずに、行動に移していこうとするとき、この言葉は背中を押す言葉になるでしょう。

しかし、誰かへの憎しみを心のままに行動に起こすことは社会倫理に反するかもしれませんし、誰かを傷つけることになりかねません。

また、マイナス感情を包み隠さずに投稿記事とすることは、ときに誰かのマイナスな面を呼び起こすトリガーになりかねません。

…このように考えると、実は「自分を貫く」という、一見すると前向きでポジティブな表現も、裏を返せば「闇に堕ちる」ことも含む表現なのではないでしょうか?

言葉は、人の心を映すものです。

そこには、人の心と同じように、多面的な意味が隠れており、誰がどのような心理状態で、どの側面を捉えたかという点を失念してしまうと、思いもよらない方向に進んでしまうリスクを抱えていることを、もう一度、確かめる時期が、私たちには必要なのではないでしょうか?

貫き通せないモノ

それは、社会通念や公共の福祉を考えた上で、社会全体の利益を損ねる行為は慎むべき…という目に見えない「社会の枷」を、私たちが背負っているということだと私は思います。

…あ、別に今現在、落ち込んでいるとかでないので、そこは大丈夫です(笑)。

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ということで、最後までお読みいただきありがとうございました。

今回は短いですが、投稿は以上です。

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