勇者は一日にして成り、賢者は一日にして成らず。
私たちには日々、多くの転機がやってきます。
確実に転機だと分かるものもあれば、ある程度の時間が経過し、ふと振り返ったときに気づく転機もあるでしょう。
そして、自らの行動によって転機となることもあるのです。
今ある問題を取り除くためには、自らの意志を奮い立たせて行動し、解決に向けて動き出す必要があります。
この行動の発端となるのが、勇気という思考と感情のうねりであり、体現できた者を「勇者」と呼ぶのだと思います。
一つの行動によって、一つの結果に繋がる。
勇者とは、目の前の困難に立ち向かうことなのでしょう。
ーーーーーーーーーー
一方で、実りを迎えるために土を耕し種を蒔く行動には、即物的な結果はやってきません。
どれだけ体力を消費しても、多くの種を蒔こうとも、結果が伴うとは限りません。
しかし、経験というギフトが、その身に宿ります。
知識と技能と経験。
数多の月日を経て実る果実には、一朝一夕の行動では味わえない深い味わいを私たちにもたらしてくれます。
思考と研鑽の果てに身につく賢さ。
賢者とは、先を見据えて行動する者を指すのかもしれません。
勇者とは感情的行動を司る者で、賢者とは理性的行動を司る者だと言えるかもしれません。
どちらにしても、目の前にある転機に対して、行動を示すことが求められるのだと私は考えています。
怯者や愚者にならぬためにも、思考力と行動力は捨ててはいけない能力なのではないでしょうか?
ーーーーーーーーーー
ということで、最後までお読みいただきありがとうございました。
今回の投稿は以上です。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?