見出し画像

お気に入りだったカフェがなくなりそう

お気に入りだったカフェ。元々お客さんが少ないところが気に入っていたのだけれど、やっぱりというか、採算があわないのか、短縮営業になって、仕事帰りには寄れなくなって、そのうち「しばらく閉店します」という張り紙に変わっていた。

ここは、会社をクビになりそうだったころ、毎日に避難してた。昼休みに、カフェにくる途中のコンビニでホットドッグを買って、歩きながら食べてた。ちょうど2年前の今ごろのはなしだ。ここでコーヒーを飲みながらnoteを書いてるときが、平日唯一のたのしみだった。なにせ、会社に居場所がなかったから。その冬の間、追い出し部屋みたいな部署でずいぶんとひどい目にあったけれど、辞めさせられそうにないと諦められて、いまの部署に異動になった。

異動して2ヶ月後、以前10年ぐらい一緒にやっていた上司が、ぼくの部署の責任者になって、あれこれとぼくが活きるような使い方をしてくれて、ぼくもそれに応えて、いまは毎日たのしくやれている。

今日、ひさしぶりに、元の部の人とランチをしたら、ぼくは元のところに帰ってくるべきだ、といわれた。追い出されたときは、はい上がっていつか戻ってくるぞ、と思っていたけれど、住めば京都、なんだかんだ今の仕事が面白いし、みんないいやつばかりで気に入っている。

なんの権限もない人だから、彼が戻ってくるべきだ、といったところで、ただの個人の思いだけれど、そう言ってもらえて、ちょっとうれしかった。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?