観察スケッチ#9・スティックシュガー

今夜は職場の飲み会があって、帰宅してから観察スケッチを描くのがめんどうなので、昼休みにいつものカフェでとりかかることにした。急げば15分ぐらいでなんとかなる。今日の観察対象はマキアートについてきたスティックシュガー。「Tea Time Mate TEA TIME MATE」と大文字、小文字混じりで同じ言葉が印刷してあって、フォントもデザインがダサい。コーヒーに砂糖をいれないのでなじみが薄いんだけど、スティックシュガーはこんなもんなんだろうか。

三井製糖とあるから三井財閥系のなかなかの会社かなと、調べてみたらやっぱりそうでした。三井製糖自体は戦後設立で、日本統治時代の１９００年の１２月に台湾で創立された台湾製糖株式会社の流れをくむ台糖株式会社を２００５年に合併したとのこと。台湾製糖株式会社のうち台湾にあった分は戦後国民政府に接収されて台湾糖業公司となり、三井製糖と合併したのは内地にあった分とのこと。スティックシュガーの観察で明治時代に想いをはせることになるとは。なかなかあなどれない。