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アフリカスタートアップ1000本ノック vol.7

Kepple Africa Ventures山脇による、アフリカスタートアップのビジネスモデルを一言つけて紹介する「アフリカスタートアップ1000本ノック」第7弾。山脇のTwitterでは、だいたい毎日スタートアップを紹介しており、本noteでは1週間分まとめて配信しています。先週分をご覧になっていない方は、是非下記もご覧下さい。

1. TradeDepot [トレードデポット] / Supply Chain

アフリカのサプライチェーンは小規模卸やブローカーが乱立し、カオス状態。これをデジタル化、効率化するスタートアップが勃興しているがその一つがTradeDepot。この動きは卸売2.0と言えるのではないか。$10m調達済み。

関連記事:TradeDepot HPシリーズBの資金調達

2. Sanergy  [サナジー] / Sanitation

毎日のおしりから捻り出されるうんち。勿体ないと思いませんか?ケニアのSanergyは衛生的なトイレの無いスラムにカートリッジ型のトイレを設置。回収した便を使って昆虫プロテインを生産するウンコの錬金術師。毎日9万人以上が利用。下記は、大手トイレ洗剤メーカーと共同でトイレを設置しまくるプロジェクトに関するもの。

また、Sanergy社については、Kepple Africa Venturesのnoteで取り上げています。下記も併せてご覧下さい。

関連記事:Sanergy HP

3. Decagon  [デカゴン] / Education

アフリカでもスタートアップエコシステムの根幹を担うのはエンジニア。ナイジェリアのDecagonは全土からトップ1%の天才を集め教育し、多様な開発プロジェクトにアサイン。数多くの有力エンジニアを輩出。顧客はNike、MasterCard等。

また、Decagon社については、弊社投資担当の品田がニュースピックの記事においても言及しています。下記も併せてご覧下さい。

関連記事:Decagon HP

4. Quidax  [キダックス] / Cryptocurrency

ナイジェリアはBitcoinの取引量が急進している。2020年だけで60%以上成長、様々な交換所が登場。ナイラの下落、Bitcoinへの意識の変化が要因。大手の一角Quidaxは完全ローカルのプラットフォームながらトップクラスの取引量を誇る。

関連記事:Quidax HP

5. KOKO Networks  [ココネットワークス] / Energy

アフリカでは殆どの人が薪や木炭で調理をしており、環境破壊、健康被害を発生させている。ケニアのKOKO Networksはバイオエタノールを自動販売機で売る仕組みを構築。排出権の販売益でエタノールの値段を下げ、9万世帯に導入済み。

また、KOKO Networks社については、Kepple Africa Venturesのnoteで取り上げています。下記も併せてご覧下さい。

関連記事:KOKO Networks HP

6. Gebeya  [ゲベヤ] / Education

エチオピアはスタートアップ市場としてマイナーだが、注目企業もある。Gebeyaはエンジニア養成、受託開発企業。SDG観点のインパクトも大きく、IFCから支援を受ける。ちなみにエチオピアは労働コストが抜群に低い(単純労働で$50-60/月程)。

関連記事:Gebeya HPIFCからの資金援助

7. Pula [プラ] / Insurance

アフリカの保険浸透率は凄まじく低い。一方、厳しい自然環境にさらされる農民は、旱魃や大雨で資産をまるごと失うこともしばしば。ケニアのPulaはモバイルとエージェントの活用によりマイクロ保険を提供。すでに13カ国に顧客がいる。

関連記事:Pula HPシリーズAの資金調達

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最後までお読みいただき、ありがとうございます。
アフリカスタートアップ1000本ノックは、下記マガジンにまとめて公開しております。また、Kepple Africa Venturesのnoteでは定期的にアフリカ・スタートアップ情報を発信していきますので、是非フォローもお願い致します。


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