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Kepo Jepangの運用目的とコンバージョン設定について

2月はKepo Jepangが持つ複数のチャネルの効果的な連携方法について検討する1ヶ月でした。今月からは、先月検討した内容の運用結果を中期的に検証していくフェーズになります。

さて、その検討の中で、大きな割合を占めていたのが、Webサイトと各SNSとの連携です。今回は、Kepo Jepangの中で最も大きなプラットフォームであるWebサイト運営の中身について、書いていこうと思います。

Webサイトを運営する場合、コンバージョンの設定、すなわち目標の設定は重要です。ただ単にWebサイトを運営することのみが目標である場合は少ないですよね。

一般的にWebサイトを運営するのは、何かしら大きな目的があるからです。例えば、Webサイトからのお問合せを増やして売上を増やすこと。あるいは、ニュースレターの会員数を増やして、将来の見込み顧客になりうるファンを増やすことなど。

その目的の達成度合いを測る指標として、Webサイトごとにそれぞれの運営目的にあったコンバージョンを定義して設定します。

では、Kepo Jepangのコンバージョン設定は何かというと、実は最近までは特にコンバージョンは設定していませんでした。

そもそも、Kepo Jepangを運営する上ではマネタイズについて考えてきませんでした。

「日本に住んでいるインドネシア人、これから日本に住む予定のあるインドネシア人の役に立つ」/「日本を好きなインドネシア人を増やす」という目的のために、彼ら/彼女らにとって役立つコンテンツを無償で提供していくこと、それが社会貢献活動の一環になればという想いのもとに成り立っている活動だったからです。

よって、「どうやったらもっとわかりやすいコンテンツになるか」、「インドネシア人が日本語を学習する上での課題はどこにあるのだろう」といったことを繰り返し考え、検討し、読み手に役に立つ情報を届けることを唯一のゴールにして、Webサイトと各SNSを運用してきました。

そういった活動を続けていき、良質なコンテンツが揃うWebサイトに育っていくことで、「勉強熱心なインドネシア人ユーザー」が集まるサイトになっているはずだと。

それはちなみに、どれくらいのユーザ数になっているのだろうかと疑問に思ったのが、今回改めてコンバージョン目標を設定しようとしたきっかけです。

チームで議論した結果、上記の「勉強熱心なインドネシア人ユーザー」とは、●●を達成したユーザーだろうと定義付けて、それをコンバージョン目標として設定しました。

現状ではその定義内容については非公開としていますが、今後Kepo  JepangのWebサイトでは、日本語を好きになってもらうことを前提に、更に勉強熱心なインドネシア人を増やすことを目標に掲げて、運用をしていきます。

SNSともうまく連携させながら、この数を改善していくために、検証を重ねていきたいと思います。

執筆:坂本絢悠

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