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日本語学習歴13年。アニメが大好きだった私が、翻訳者に。

はじめまして、ユニアと申します。インドネシアのバンドン出身です。
私はKepo Jepangのライター兼翻訳者として働いています。今回は、私がなぜ日本語を勉強することになったのかという話をしたいと思います。

私が日本に興味を持ったきっかけは、日本のアニメや、漫画、ドラマです。小学生の時、インドネシアのテレビで「セーラムーン」、「ドラえもん」、「名探偵コナン」などを初めて見ました。それだけでなく、日本の漫画も読んだし、ドラマもよく見ていました。日本の物語や登場人物たちはみんな、私の心を強く引き付けました。

当時、「これらのアニメとドラマは日本という国が作った」ということは知っていましたが、インドネシア語吹き替えだったので、日本語を聞く機会はあまりありませんでした。アニメやドラマの主題歌はもちろん聞いていましたが、ただ聞くだけでした。

日本語と初めて出会ったのは、高校生の時です。1年生向けの外国語の授業に、英語と日本語がありました。「ありがとう」とか「さようなら」などは聞いたことがありましたが、日本人が3つの文字を使っているということは、授業で初めて知りました。この授業でひらがなとカタカナ、挨拶と簡単な会話を習いました。

その頃、日本に興味を持っている友達と出会い、彼らが日本のアイドルのことを紹介してくれたりもしました。それで、私も日本の芸能界に夢中になり、日本の番組をよく見るようになりました。でも、字幕が付いていなかったので、話はなかなかわかりません。だから、もっと日本語を勉強して、もっとわかるようになりたいと思いました。

その後、高校2年生で日本語の授業がなくなったので、自分で勉強しなければならなくなりました。一人で勉強するのは大変だったので、なかなか上手くできませんでした。諦めたい気持ちはありましたが、日本のことがもう大好きになっていたので、必死に勉強しました。

私は国際的な仕事をしたいという夢を持っていました。そのため、大学入試の時、日本語学科を選んでみようと思いました。文学も好きだから、この学科に入ったらきっと色々なことを勉強できるし、仕事のチャンスも多いだろうと思いました。

そうして大学の日本語学科に入りました。漢字はもちろん、文法や敬語など、日本語の難しさを毎日感じました。でも、友達と一緒に勉強していたから、楽しい思い出もたくさんできました。初めて日本の曲の歌詞を理解できた時や、ドラマを字幕なしで見た時は、本当に嬉しかったです。

10年以上日本語を勉強していますが、知らないことはまだたくさんあります。だから、これからも一生懸命勉強するつもりです。

ドラマ、漫画、アイドルたちの存在は本当に私の刺激になっています。彼らのおかげで日本語を勉強し始めて、素敵な友達と出会って、いい仕事も見つけました。日本語を勉強してよかったと思っています。

執筆:Yunia

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