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「日本の技術は凄い」と思った私は、小さい頃からずっと日本に行ってみたかった

「日本へ行きたい」という気持ちを最初に持ったのは、いつだったでしょうか?!いつだったかが思い出せないくらい小さい頃から、日本のアニメ、音楽、ドラマが大好きで、私は「日本へ行ってみたい」とよく考えていました。

「日本はすごい」、「日本は最高」というイメージが、小さい頃からありました。初めて日本へ行きたいと考えたのは、日本語を勉強し始める前だと思います。私は昔から、日本にまつわることやものに囲まれていました。漫画から始まり、アニメ、ドラマ、日本製の商品までありました。

最初は、日本語に対する興味はありませんでしたが、日本の技術がずっと気になっていました。テレビや冷蔵庫、ラジオなど、家にある家電製品はだいたい日本製でした。日本は凄い国だというイメージがあったため、ドラえもんの道具だって、日本なら本当にあるかもしれないとさえ思っていました。

高校生のとき日本のアイドルを知り、「日本へ行ってみたい!」という気持ちが大きくなりました。そしてそのころ、初めて日本語に興味を持ちました。だから、学校で基本的な日本語を勉強できたことは、とても嬉しかったです。日本語が分かれば、アイドルの歌やドラマを字幕がなくても理解できると思い、頑張って勉強しました。

日本のアイドルに夢中になったとき、「一生に一度だけライブコンサートを見てみたい」と、本気で思っていました。ライブビデオを見るたびに、豪華なステージ、洗練された照明、その他の高度な仕掛けなどから、日本の技術の素晴らしさに驚かされました。

大学で日本語学科に入学してからは、アイドルと言語だけでなく日本の文化と文学に対する興味も強くなってきて、「絶対に日本に留学しに行く」と決意を固めました。ドラマを見るたびに日本人と直接会話をしたいという気持ちが強くなっていましたし、それだけでなく、ドラマや映画に登場する自動販売機や新幹線にとてもあこがれていて、実際に見てみたいと思っていました。

「日本の大学に進学したい」と言ったとき、家族や友達はみんな応援してくれましたが、彼らが心配していることがいくつかありました。例えば、「日本は、ムスリムにまだ親切ではないでしょう」と、よく言われました。ムスリムとして、そういう意見を聞いたとき、実は、「日本の生活って、私と合うかな?」と、すごく心配でした。特に、ヒジャブを被っているので、多くの困難に直面することを恐れていました。

一方で、高度な技術力を持つ日本人なのだから、オープンな考え方を持っているだろうとも思いました。そのため、不安だからといって、留学をためらうことはありませんでした。日本のサブカルチャー、技術、そして日本語と日本文化に対する私の関心と好感は、私が日本に行く原動力になりました。

そして、私は日本に留学する機会を与えられました。以前は夢に過ぎなかったことを直接体験できたことに、今でもとても感謝しています。

執筆:Yunia

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