見出し画像

一度も会ったことがない仲間と、一つのメディアを作る

Kepo Jepang(ケポ・ジュパン)には、インドネシア人スタッフと、日本人スタッフがいます。インドネシア在住者も、日本在住者もいます。運営担当である私の投稿は、「その辺、どうなってるの?」という話から始めようと思います。

Kepo Jepangチームのメンバーは、全員が全員と知り合いというわけではありません。例えば私は、誰とも、一度も、会ったことがありません。最初から100%リモートワークです。

メンバーが日本とインドネシアの各地に散らばっていて、拠点と言えるようなところもありません。あえて言えば、このKepo Jepangが拠点。オンライン上を除けば、集まる機会は皆無です。

それで、大丈夫?

案外、大丈夫です。今のところ、何も問題ありません。

とはいえ、この一言で筆を置くわけにもいかないので、内部の様子を少々ご紹介します。


Kepo Jepangでは、Webメディアと、TwitterやInstagramなどのSNSを運用中です。これらのコンテンツ作成には、ライター兼翻訳担当のインドネシア人スタッフをはじめ、8人のチームであたっています。

スタッフは8人。Kepo Jepangは1つ。Webメディアを中心に、ぜんぶが繋がっています。

私はWebメディアを中心としたまとめ役として、日本語を話せるスタッフとは、時々電話でミーティングをしています。日々の業務の様子を聞きたいし、ぼんやりとしていて文字だと伝えにくいことを、直接伝えたいからです。それに、声も聞きたいし・・。

お互い自宅で働いているので、電話をすると、色々なことが起こります。

「あ、お子さん泣いてますけど、大丈夫ですか?」
「鳥の声がいいですね。」
「ごめんなさい!荷物届いちゃいました!」

なかなか、おもしろいですよ。

ただ、雨が降るだけで影響を受けるネット回線事情だということもあって、ビデオは利用しないのが通例。インドネシア語のみのスタッフに至っては、声も聞いたことがありません。電話をしてもいいのですが、私のインドネシア語力がやや不安です。


一度も会ったことがなくても、私はこのチームのみんなを信頼しています。

インドネシア人のスタッフについては、「日本語が上手だ」というだけではなく、一緒に仕事をする仲間として、とても頼りにしています。他のメンバーがどう思っているかは、表情を垣間見ることができないため知る由もありませんが、みんな「良い仲間たちだ」と思っている・・ような気がしています。


どうですか。Kepo Jepangチーム。

不思議で、おもしろくて、楽しそうではありませんか。

Kepo Jepangを、インドネシアの日本語学習者に役に立つメディアにするため、みんな、日々奮闘しています。

内容はほぼすべて「お勉強」ですが、私たちのまとまりの良さや、一人一人が感じているワクワクが節々ににじみ出るような、魅力的なメディアに育てていければいいな・・と思う、今日この頃です。

執筆:鈴木理美

画像1


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?