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サッカー選手とアイドルは同じ?

少し時間が空いてしまいました。
明日から下半期に突入するということで、時の流れとともに、年齢を重ねていると肌で感じている霧嶋です。

さて、今回はタイトル通りこんな話題にしてみました。

サッカー選手≒アイドル

これは、クリアソン新宿所属の井筒陸也さんが行なっている「ZISO TALK」で聞いたものです。

これを聞いた時に、井筒さんはプロサッカー選手について、言ってたんだと思いますが、これは大学サッカーの選手でも同じなのではないかと私は考えました。

社会に出たらスタートは一緒?

サッカー選手もアイドルも少ない寿命です。まさにその時に輝くために、レッスンや練習をしています。“神童”と呼ばれた人や、“天才”と呼ばれる人などたくさんいると思います。
しかし、それを引退したらどうでしょうか?「サッカー選手」「アイドル」としての称号がなくなった時に、何が残っているのか考えてみてください。

アイドルになったことがないのでそこはわかりませんが、サッカー選手を引退した時に、次のステージでその能力や技術は生かされるのでしょうか。
会社で、ビルドアップがうまくても(これは決して私じゃありません。)、ロングキックがうまくても、シュートがうまくても即戦力として使ってもらえるんでしょうか。


答えは簡単でしょう。それは難しいです。
そういう人は、「あいつにはサッカーしかないよね」とか、「サッカーバカ(良い意味で)」とか周りから言われてきてたと思います。そして、大学までサッカーを続けると“凄い”と言われてきたと思います。
私もそうでした。それほど結果は出していませんが、地元のサッカーを知らない人たちには、凄いと言われ、将来はプロサッカー選手だねと言われました。それで気持ちよくなっていました。

しかし、この時期になってみるとどうでしょう。サッカーだけすることで凄いと言われていた自分が、社会を見てみると何も特徴のない1人の21歳男性になっていました。
もちろん、部活で学んだことはたくさんあります。しかし、それは当たり前のことです。(礼儀や言葉遣いなど)
就活で「体育会が有利」なんていう言葉を聞きますが、それはあるとは思いますが、すべての人に当てはまるとは思えません。
次のステージでの準備がなにもできていなかったのです。


突出した存在になるには?

「サッカー≒アイドル」

この話に戻りますが、次のステージで輝くためにはどうすればいいのか。
先ほども言いましたが、「準備」しかないと思います。
アイドルにしても、センターで踊っていた人が女優になれば知名度もあり、成功できる可能性は高いと思います。
例を挙げるとすれば、元AKB48の大島優子さんだったり、元乃木坂46の西野七瀬さんだったり。
しかし、センターになれる人なんて一握りです。AKB48や乃木坂46であればすごく有名であると思います。しかし、その称号が取れた時に他の人からすれば「誰?」となってしまいます。
それはサッカー選手も同じで、「J〜に所属している○○選手」はユニホームを着ていればわかりますが、私服に戻った瞬間わからなくなる選手も多いと思います。
セカンドキャリアというものは、利点も多いが、栄光をつかめない限り、他の分野に行くと経験がない分、となって出てくると考えています。


こんな状況を作らせないためには、その組織でしかできない経験をたくさんするということしか解決策はないのではないでしょうか?
サッカー選手のサッカーや、アイドルの歌って踊ることではなく、その分野の専門的な行動ではなく、社会全体で必要なことです。

これは体育会生でも同じです。ただただその競技をやっているわけではなく、そこでの組織運営だったり、広報活動であったり、地域貢献であったり、その組織に入っているからこそできることをしておくと、「体育会が有利」という言葉がしっかりと使えるのだと思います。

ずっと輝く人

その分野だけで消えるのはもったいない。なにか次のステージに行った時にを持った状態で進めると、いつまでも輝く人間になれるのかなと考えました。

ただ単純に体育会に入っているだけの人。
体育会に入ろうと思っている人。
体育会に入ろうか迷っている人。

そんな人たちは、少し無理してでもそういうことができると、未来が明るく見えるかもしれません。

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