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変化と気づく

夕方の風が車内の空気を心地よく冷ましていく。まだ、日差しが差し込むとまだ汗ばんでしまう。

変わり目だ。変わり目は静かにやってきて静かに変わっていく。おおかた、変わってから気付いて季節の移ろいに焦ってしまってしまう。

変化は、くらしの雑踏のなかで「いつのまにか」というフレーズとともに「いつのまにか」と絶妙な相性で何食わぬ表情で気づいた時には早送りのように過ぎていってしまう。

変化をつけるパス。攻撃にアクセントをつける。攻撃にリズムをつける。このフレーズが好きだった。わたしはサッカーに没頭していた時期があった。全く話しがそれた。この文脈からすれば意味不明だろう。話しに変化をつけてみたが効果的な変化ではない。

わたしの場合、なにせ、施術しているより、運転している方が長いということに気づいてはいるが、気づいていることをすぐ忘れ、そしてまた、思い出す。その繰り返しだ。

運転しながは街並みを眺め、運転でこわばってくる肩腰を感じながら気づいていたことを思い出し、気づいていたことを忘れる。

あと、どれだけ気づいたり、忘れたり、思い出したりすることだろう。色んなことに早く気づける人間になりたい。

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