痛みとともに
正座ができる時間が短くなってきている。
便通が悪くてお腹のマッサージを自分でしたら肋骨のあたりが痛くなった。
昨日は腰が痛かった。足の親指の裏が痛かった。などなど様々な部位の不具合をその時々で訴える。
いつも痛みとともに生活している。
日常の困りごとを丁寧に聞く。
聞くことで、話してもらうことで楽になってもらえばと思うがそれだけでは力にはなれないのである。
手足を動かしてもらう。そして、手足に柔らかく触れ、触診する。
身体の解剖学的なランドマークを頼りにツボを探る。
慎重に鍼を打つ。鍼を身体に丁寧に送り込む。
ツボの位置を正確に捉えているかどうかは身体に聞いてみないとわからない。
わたしがやったことがダイレクトに反応として帰ってくる。
患者が本当のことを言うとら限らない。気を使われることもある。
身体に問いかけ淡々と反応を拾っていくのみ。
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