SUZURIを使ったグッズ販売のコツはノリとアイデアかも
SUZURIは、画像一つで誰でも簡単にオリジナルのTシャツやトートバッグなどを作成して販売できる日本のユニークなサービス。
最近では芸能人やユーチューバーなどもノベルティグッズ販売で活用していて、作成できるアイテムの種類も定期的に増していたりとトップページの作品を見ているだけでも面白い。
絵心がなくても"ノリとアイデア"はある
SUZURIは、誰でも簡単に始められる人気のアイテム販売サービスだが、絵心がない人にとってはなかなか手が出しづらいという話も聞いていた。たしかに作品を見てみると素人と言いながらも上手なイラストを書く人が沢山いる・・・
でも、絵心で勝負ができないならアイデアで勝負できるのでは!?と思い、自分はタイ語のメディアを運営しているので"タイ人と仲良くなれるかもしれないグッズ"というテーマでタイ語を使ったデザインを考えてみた。
Affinity Designというグラッフィックアプリを使い、フリー素材をアレンジしてタイ人がウケそう言葉を配置してアップロード。1〜2点アップしたときは反応は全くなかったが、4〜5点をアップしたあたりから「ズキュン(いいねみたいなもの)」が反応し始めた。
こういうノリなのかと思って新しいタイ語を考えたり、作成したデザインを調整をしていたら毎月少しずつ売れるようになっていた。
商品が売れた自分なりの考察としては、日本にはタイ好きな人が多いこと、そして、タイ語の文字列が珍しいとか可愛いと受け入れられたのかなと思った。
ノリで友達に教えたらジョージア語でもバズった
タイ語グッズの販売で経験したことをジョージアに住んでいる友達に話したら、すぐにやってみるということになり即日ジョージア語の作品がアップロードされた。
それから数日、その友達のツイートがジョージアの大使にリツイートされて話題になり、その展開を見た人から日本のポップアップストアで販売したいというオファーが来て量産化が決定。さらにジョージアの劇団への寄付する企画にも発展した。
ノリで始めて面白かったことを情報を共有しただけだが、まさかそこまで大きな話になるとは思わなかった。SUZURIというサービスは単に作品を販売できるだけでなく新しいきっかけを作るツールでもある。
売れなくても凹まず、ノリでアイデアを考える
とはいえ、頑張って考えた作品に全く反応なかったら誰もが凹む。そういうときはこれまでコンセプトに執着せず全く新しいアイデアを考えるといいかもしれない。※SUZURIはお金を払って在庫を抱える必要がないサービスだから
それまでモノづくりをしたことがない人が作品を作ろうとしたとき、自身のセンスを考えすぎてなかなか始められない人もいる。でも、それは本人の勝手な思い込みあって実際はやってみないとわからないし、経験のない人がいくら考えてもそれは素人の想像であって正直あまり意味がない。
なので、たとえ反応が薄くてもあまり考え込まず、すぐに気持ちを切り替えて制作するともしかしたらウケるアイテムを作れるかもしれない。
SUZURIは、そんなノリで楽しむ面白いサービスだったりします。
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