アクション|初めてのWSを実施して
1/29にこそきわ構想に基づいたWS(ワークショップ)を初めて実施してみたので、実施内容や振り返りを記載します。今回の内容は私の構想を前提としているものなので、もし読んでいただける場合は、おそらくこちらの構想内容を読んでいただかないとわかりにくいかもしれません。
①今回実施の背景・目的
今回の目的は、「レバレッジ人材だからこその意見や価値観や能力の証明をすること」です。
以前の投稿のこそきわ構想の中で直近やっていくことに記載しているまさにPhase1の検証を実施してみることを目的に実施しました。
レバレッジ人材となりうる方が議論やWSに混じることで、どんな変化が起きるのか?を見てみたいと思った次第です。
②実施内容
②-1:参加いただいた方々
*構想に向けたWSの企画を一緒にやってくれている方々
うらんさん
学生時代一緒にNPOで活動していた方
コンサル・教育系会社に所属
ゆっかさん
学生時代一緒にNPOで活動していた方
製造業の企業にて営業・マーケ
IT系企業にて広報
数ヶ月前に構想をお話しして協力してくれている
車椅子で生活をされている
*参加してご協力いただいた方々
今回は知人ベースでご参加いただきました。
岩永さん
再エネベンチャー企業所属
栗原さん
神奈川県内で児童障害者施設・児童教育施設を運営
内田さん
栗原さん同様、神奈川県内で児童障害者施設・児童教育施設を運営
②-2:テーマ
今回は「人とのつながり方/関係性の持ち方」をテーマにワークショップを実施しました。これを選んだのは、ホッシーにヒアリングしていく中で、ホッシーならではの経験なのではないか、という以下の要素が見えてきたからです。
・ホッシーが普段グループホームにて生活しており、介助してもらう場面が頻繁にあることから、”接する相手が自分に対して負担を感じているか?”という観点で敏感に人を見ていること
・介助は金銭を払ってしてもらうので、相手からしてもらうことが金銭を介しているものか否か、という観点を常に考えながら様々な場面を生きていること
ホッシーならではの観点と他参加者の方々の観点を織り交ぜることで、他参加者が考える人との繋がりに関する視点が更新されたり、今まで持っていた考え方が捉え直されることを期待して実施しました。
②-3:流れ
今回はホッシー含めて4名でワークを行いました。
アイスブレイク等を終えた後の簡単に流れをご説明すると、
1.以下の図のような質問を投げかけ、マトリクス上のアウトプットを作ってもらう。
2.内容を共有し合い、それぞれの違いについて対話を実施する
3.対話での気づきを経て、自身のアウトプットを相対化し、振り返る
4.最後に振り返り結果を共有いただく
といった流れで実施しました。
③結果
以下の参加者の方からは以下のような気づきに関するコメントをいただきました。
現在自分が置かれている状況、希望にフォーカスしたマトリックスが特徴。
仕事以外に思いつくことはなかったのだろうか。。。と反省。
マトリックスを作成したことで(完成には程遠かったですが考える過程で)、これからどう動くべきか、利用者、生徒、保護者、スタッフ含め、④にカテゴライズされる人々との関わりかたと向き合うきっかけになった。
周りからは、きっと熱すぎて、面倒くさい人という位置づけであろう。
特徴としては、仕事が中心となっている現状に気付かされる。(プライベートや家族との時間も計画的に作る必要がある)。自分本位の内容になっており、第三者目線で見つめなおす必要性を感じた。
今後人との関わり方を変化させたい部分としては、周りからみられている目線での考え方を持ちたい。(顧客・社員含め)
自分だけ個人名でマトリクス毎の相手を挙げていたので、自分が「全ての人がそれぞれ異なる才能を持ち成功できる」という信念があるということに気づいた。
④振り返り
詳細に全てを記載はしませんが、一部振り返りとしてこちらにも記載させていただきます。
Q:今回は当初の期待通りだったか?
・発見は非常にたくさんありましたが、当初の期待通りではなかったなと思います。
Q2:よかった部分は?
・ホッシーの介助される側が考えていることと、栗原さん内田さんの提供している側の視点での意見交換がなされ、栗原さん内田さんから今後向き合い方を考えるべき観点が浮かび上がったと言っていただけたことはよかったかなと思っています。
・その他にも思慮深い参加者の方々のおかげさまで、気づきを得ていただけたのはよかったなと思っています。
Q3:期待とGapがあった部分は?
・ホッシーならでは「経験してきた貴重なバックボーンを活かした価値観や思想」が他参加者に大きく影響を与えることがなかなか難しかった気がしています。
Q4:Q3はなんでなんだろう?(仮説)
①:そもそもホッシーならではの観点が表現しにくいものとなっていた。
ー2軸という形がホッシーの観点を出すのに難しかった
ーそもそものテーマ設定が微妙だった
などなどありそうです。
②:他の各参加者がホッシーの観点と自分自身の観点との違いを認識しづらいものとなっていた
ーそれぞれ出してもらったアウトプットの前提が違いすぎて、違いを
把握するのが難しかった。
③:②で認識した違いを取り込んで各参加者が再度自身の考えを更新するに至らなかった
ー今回はあえて、再度自身の考えを更新する(再度アウトプットを
必ず作成してください等の)時間を設けていない
※どちらにしても、②の認識ができていないため、アウトプットは
更新されるほどの納得感はなかっただろうと思っています。
④:WSというもの自体がもしかしたら適切ではない。
Q5:次回に向けたアクションは?
*WSを再度実施する場合
・テーマはこのままでもう一度やってみてもいいのかな、と思ったりしています。参加者の前提が揃い、参加者感の違いが明確化しやすいようなアウトプットをしてもらえるような問いやフォーマットを考えたいと思います。
*WSではないものにする場合
・もう少しホッシーからの一方向性がある構成や内容にしてはどうか?と思っています。
今回はレバレッジ人材と他参加者間をフラットにして実施しようということでホッシー含めて4名で全員同じ問いに対して同じフォーマットでアウトプットを作るWSという形式を取りました。
ですが、この形式では参加する側の感度?のようなものに依存しているため、人との意見をぶつけて相対化し、気づきを得るといったことを日常的にしている人にしか届かないのではないか、と思っています。
したがい、気づくべきポイントがもう少し明確になっているレバレッジ人材からの一方向性がもう少しあるレクチャーのような企画にしてもいいのではないか、と感じました。
ある場面ではレバレッジ人材が秀でているのでレクチャーをする、一方別の場面では助けてもらう、というような世界観を目指しているので、あえてこの企画の中でフラットさを追求する必要は必ずしもないかもしれない、と思いました。
・例えば、以下のようなホッシーならではの観点でレクチャーするなどが考えられるのでは、と思ったりしています。
A:人への頼り方(人にたくさん頼りつつ、自分の得意なことで自尊心を高い状態にできるコツ)
B:自分だけの”正解”(道)の作り方
C:世の中にある”普通”や”常識”との距離のとり方
・そして上記を実施するのであれば、対象が大事になってくると思います。
今までは働いて誰かになにかをしてあげる側だったが、だんだんと介護される側になっていく人(上記A)
もしくはこれから社会に出ようとしている高校生や大学生とか?はありかもしれない(上記A、B、C)
などなどの可能性があるのではないか、と思ったりしました。
ホッシー含め一緒に検討してくれている方々や応援してくれている方々とも振り返ってみたいと思います。
⑤最後に
まだまだ先は長いですが、今回実施することで、多くの発見をいただきました。お忙しいところ、ご協力いただいたみなさんには大変感謝しております。これからもたくさん仮説検証をしていきたいと思います。
また、もし最後まで読んでいただいている方がいらっしゃっるのであれば、わかりづらい記載となってしまってい、大変恐縮です。
こんなこともできるんじゃない?というご意見などいただけたら大変嬉しく思います!
ちょうど昨年終わり頃に読んでいた本と今回のテーマに沿ってたまたまいい言葉を見つけたので最後に引用して、終わりにしたいと思います。
ありがとうございました
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