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選手が向き合うジレンマ ~チームに必要とされる選手~

「試合に出るにはどうしたら良いのか?」

選手でやっている以上、これは常に直面する問題です。

新しいチームに加入したり、
チーム内の序列を変えるためだったり、
上のレベルへステップアップするためだったり。

監督やチームからの信頼を得て試合に出場し、活躍したいというのが選手の心情です。


では、そういう存在になるために選手は何を意識してプレーしていけば良いのか。

僕の考えは、

自分のプレースタイル

チーム(監督)のスタイル
の擦り合わせ

です。

ここでは、チーム(監督)のスタイルと書いていますが、これはほぼ監督のスタイルと言っていいと思います。
チームの伝統的なものもありますが基本的には、監督によってやり方が変わってしまうのは事実です。
なので、監督との相性という捉え方もできます。

チームに所属する選手の状況で大きく分けると3種類あると思います。

1.プレースタイルとチーム(監督)のスタイルがマッチしている選手
2.プレースタイルは違うがチーム(監督)のスタイルに合わせられる選手
3.チーム(監督)のスタイルに合わせられていない選手

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1.

この選手に関してはしっかりとしたパフォーマンスをしていれば問題ないと思います。
チームのスタイルとプレースタイルがマッチしているので本人もやりやすさを感じるでしょう。

また、監督との信頼関係があることも重要なポイントでもあります。
自分の意図や監督の意図をしっかりと理解した上でプレーしていくことで重要な選手になっていきます。


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2.

選手としてやっていく以上、このスタンスも大切だと僕は思います。
突然の監督交代や新しいチームへの加入などですぐにチームに溶け込めることも大切な要素です。
選手は試合に出てナンボです。
監督やチームが自分に求める"役割(タスク)"をこなせるようにする事は大切です。

ただ、合わせることが出来ても、そこから+αで自分の長所を出せたり、突き抜けていかないと本当に必要とされる選手にもなれないのも事実です。

ポイントでの出場になったりして出場時間は十分に得られないこともあります。
その現状に対して
「自分の今のチームの中での役割」
として受け入れ、限られた中でも最善を尽くしていく必要があります。

メンタル的にも「もっと試合に出たい」「もっとこういうプレーが出来る」と考え出すとモチベーションを保つのが難しくなってきますが、チームの中で役割がある以上、それでチームを助けているのも事実。

そのジレンマと向き合いつつプレーしていくことが大切だと思います。


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3.

この場合だと試合に出ることは難しいです。
実力的にそれが出来ていない場合はそこから成長していくしかありません。

もしくは、違うチームへ移籍することです。
僕は1つのチームで出れない選手=実力のない選手ではないと思っていて、今まで書いてきたようにスタイルの不一致で力を発揮できていないパターンもあります。

そこに関しては、選手として自分の力を十分に発揮できるチームを求めて移籍することも1つの選択肢だと思います。

「出れなくて移籍するのは逃げだ。」

という考えは僕はナンセンスに思います。

出れない現状から目を背け、解決をしようと試行錯誤しないで出ていくのは逃げかもしれませんが、その現状に向き合い、試みた上でそれでも埋められないギャップがある場合は違うチームへ行くことも選択肢です。

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□.

こう考えていくと、選手としてやっていく上で

「とにかく試合にたくさん出るのが選手の価値なのか。」

「自分のスタイルを貫き、表現するのが選手の価値なのか。」

各々の選手としてのあり方によると思います。

皆がこのジレンマと闘っていると思います。

どんなチームへ行っても何年経っても試合に出場し続け、コンスタントな活躍をする選手も偉大だし、

たとえ出場時間が少なくても出たときには自分の仕事をして自分の存在感を試合の中で残していく唯一無二の仕事人のような選手も偉大です。

あり方や役割が違ってもチームに必要とされる選手であり、ファンや子供たちの憧れである選手です。

それぞれがプレーする理由やその答えは違うかもしれないけど、それが集まって1つになっているのがチームです。

1人1人にそれぞれの選手としての"正義"があって良いと思います。

チームという"集団"と自分の中の"正義"。

選手はいつもそのジレンマと向き合っていかなくてはなりません。

Footballを通じて人間として成熟する。 これが僕の信条です。 僕は挑戦を続けます。 皆さんと胸を張って向き合えるような立ち振舞いをしていきます。 僕のその姿が、誰かの力になるように。