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「ソヤマン」こと、サイバーエージェント常務執行役員:曽山哲人さんが教える”若手社員の良い習慣”について

昨日に引き続き「ソヤマン」こと、サイバーエージェント常務執行役員:曽山哲人さんが教える”若手社員の良い習慣”について書いていこうと思います。

今回は、②時流と社流について。

「時流??社流??」

と、なった人も多いかと思いますので、まずはそこから説明できればと思います。


先を読む力をバージョンアップして解決する方法

まず時流とは、社会情勢の流れのことで、社流とは、会社の流れのことを指している言葉です。

基本的にはこれらの情報を毎日少しずつ取り入れていこうという考え方です。

時流の具体的な例には、ニュースや新聞などを見る事がある。

社会では今どんな事に関心があり、どんな事が起きているんかを知っておく事。

昨日、国会で議決された事や、流行りのお店、他国での出来事を日々取り入れる事で、その時々に起きている変化に対して敏感に反応出来る準備をしておく事が重要になってくるんです。

私の場合には、広告運用をしているので、最近のインフルエンサーや流行のお店や製品を日々チェックし、年代ごとにあった訴求って何なのか、と言う事を探ったりしています。

これを今では意識してやっていると言うより、無意識にやっている感覚です。

前職の時には、ロボットやA I、自動車に関係する事について、毎日新しい新鮮な情報を取り入れていました。

新鮮な情報は業務に生かせる場面が多く、月数回新聞を読む人より、アイデアの出せる量が変わってきます。

次に社流についてですが、具体的な例をあげると決算発表や社内報、事業部内TOPIXなどがそれに当たります。

先ほどは世界でどんな事が起きているかでしたが、今回は、社内でどんな動きがあるかという事です。

もし、先輩社員の人事異動が来月にある事を知ればあなたはどうしますか。

私なら、異動先の部署について調査する、先輩への感謝をどの様に伝えるかを模索、協力出来るとった業務はあるかどうかを知る、次に上司になる人は誰なのか調査する、などの行動をとります。

そうする事で、人事異動を知らなかった人との差別化ができます。

もっと簡単なところでいうと、会社の決算発表の内容を知っていないのに、自身の目標は立てれないのと同じです。

会社が前年度比150%成長の実績を出しているから、来年には200%成長を目指そうと言っているのに、自身だけ知らなければ、現状維持という目標を立ててしまったり、メンバーの補充(採用)などはしませんよね。

そうなると、今のリソースで目標を叶えるマインドも行動も、基盤もできていないので、評価を下げる事になります

これを見てわかる様に、社流に関しても、こまめに取り入れる事が重要になってくるんです。

以上が時流と社流の簡単な説明になります。

次に、時流と社流をこまめに取り入れることで身に付く力について書いていこうと思います。

全体性が身に付く

また難しい言葉が出てきた!と思った人もいるかと思いますが、簡単に説明していきます。

全体性とは、全体を俯瞰する力の事を指します。

社会と社内の双方に目を向け、全体的な流れを読み取る事で、俯瞰して物事が見れる様になるというものです。

全体の繋がりにいついて知る為には、日々、取り入れる情報が新鮮であることが重要なんです。

A社が、✖️✖️といったビジネスモデルで成功した、その成功の裏側には〇〇がある。

これを自社に転用するにはどうすればいいのかといった問いがあったとします。

何も情報を仕入れる習慣がない人は、あてずっぽで案を出すしかないところを、新鮮な情報を仕入れる習慣がある人は、「A社の✖️✖️といったビジネスモデルには〇〇があった事も重要なんだけど、実は△△という社会的な流行が後押しにもなっていたんだよね。」といった感じで、新たな情報を仮説といて、もしくはファクトとしてもってくる事が出来る

これだけで、大きな差をつける事ができるし、成長スピードで見ても、絶対的に新鮮な情報を仕入れる習慣がある人の方が早い。

全体を俯瞰して見るまでには、かなりの時間が必要なのだけれども、ある程度の高さから俯瞰する事は出来るので、レイヤーが上の人と話す時には、その視野が、共通言語にもなるし、翻訳機にもなる

運が良ければ評価され、お気に入りの後輩になり、大抜擢される事も。

まとめ

この様に時流と社流に関して、新鮮な情報を毎日コツコツを取り入れる事で、成長スピードは上がる上に、業務にも転用できる力を獲得できる。

他の同期と差を付けたいならやるべきだと私は思うし、私は社会人を始めてから、毎日これを続けて、noteやTwitter、FBなどのSNSで発信しているから、この差の付け方はコスパがいいと分かっている。

お勧めはするが、強要はしないので参考程度に。

今回も曽山さんの動画URL載せときますんで、そちらを確認して見て下さい。

読んで頂きありがとうございました。


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