「ソヤマン」こと、サイバーエージェント常務執行役員:曽山哲人さんが教える”若手社員の良い習慣”について
昨日、一昨日に引き続き「ソヤマン」こと、サイバーエージェント常務執行役員:曽山哲人さんが教える”若手社員の良い習慣”について書いていこうと思います。
今回は、「⑨決断の再生産」について。
これまた難しそうな内容なので、簡単に説明できればと思います。
決断の再生産とは
決断の再生産とは、文字通り、決断を再生産するという事なんですが、これでは分かり辛さがまだあると思うので具体的な例を一つ挙げていきます。
例えば、上司の方にレポートの作成を依頼されたとします。
その時、よくあるのが、依頼された内容に関しての”意味を考えずに”作業に移ってしまう事です。
依頼されたという事だけに頭が支配され、思考停止した状態でタスク化し、作業に取り掛かる。
そうする事でタスクは遂行できるかもしれませんが、本来、仕事を依頼した先輩の思っているゴールとは違う形での行動になってしまうのです。
依頼した先輩は、「そのタスクが業務の中のどの部分に役立って、どんな形でクライアント様に反映されるかを知って欲しい」、という意図があっても、タスクの遂行だけに囚われている人には、その意図が伝わらないものとなります。
また、自身でのゴール設定もできていないままに作業を行うので、力にならない行動となってしまい、時間の無駄、学習機会の損失に繋がってしまうのです。
そうならない為に重要なのが、決断の再生産なのです。
この仕事への意味を自身で決めて、どう行うのかを決める。
今回の例であれば、「このレポートは〇〇さんが✖️✖️の会議で使うから、メッセージ性よりも、斬新性のあるテーマで作成しよう」と決めるんです。
この時の意味は、斬新性のあるテーマ=つまり、方針を決める事になります。
どう行うのかに関しては、✖️✖️の会議で使うので、その会議に必要になるであろう事柄を調べて、レポートに落とし込む、という行動になります。
意味付けができれば、その仕事が自分にとって必要な事だという事がより明確になり、取り組むモチベーションになります。
また、他の人へ仕事を依頼する時にも応用できる様になります。
「Aという仕事の意味には〇〇があるので、お願いします。」という風に依頼できるのです。
ただ仕事を依頼するより、相手も分かりやすいですし、意味がわかれば逆にやらない理由としても使えます。
こういった決断を再生産する事で、仕事のレベルを上げていく事が大事になります。
決断の再生産をする事で得るもの
決断の再生産を毎回の仕事で行う事により、決断の経験回数を増やし、PCDAが回せます。
そうする事によって得るのは、成功と失敗の貯金です。
若手社員が足りない経験を日々の業務で行う事で、自分だけの財産になるんです。
この差が成長の基盤になり、ブースターの役割をも担います。
2、3年後自身がマネージャーになった時、この財産の量によって、チームを牽引できるかできないか決まるかもしれません。
決断経験が全くない人と、失敗の数が多いけど決断経験を社内で一番している人とでは、説得力が違います。
普通のサラリーマンと、一度起業して失敗した人の違いが、これに近いのかなと私は思います。
つまり、決断の再生産を行う事によって、PCDAの精度を高め、自身だけの財産を得る事ができる。
だから成長に繋がる、という事なのです。
絶対的な成長をしたい方はぜひ、日頃の業務に決断の再生産を取り入れて見て下さい。
まとめ
本日も曽山さんの動画から学んだ事について書かせて頂き、自身の経験や考察を付け加えアレンジしました。
私のやっているこのnoteやSNSも決断の再生産の一つになればと思い、取り組んでいます。
単純にタイピングの練習や文章力の向上にも繋がりますし、自身、会社の認知拡大にもなります。
それが結果、大きな意味で、成長に繋がるのではないかと思い、発信しているんですが、私もできない事だらけで、日々自身の無力さと闘いながら、仕事をしています。
誰もがうまくできることなんてなく、一歩ずつですが、成長しながら、自身の目標や夢を叶えることが出来るんです。
私には大それた目標や夢はありませんが、地元浜松でサッカーしている小学生のために、サッカー教室や支援、大会の運営が出来る様に成長してお金を稼いでいきたいと思っていますので、今後とも私の動向を見守って頂ければと思います。
今日もご愛読ありがとうございました。
では明日、金曜日も最高の一日にしましょう。
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