中学生から大学三年生の今まで泣かず飛ばず。それでも僕が音楽を続ける理由。
僕が中学二年生から大学三年生の今に至るまでに書き溜めた曲を、このコロナ自粛期間にマンションの一室で近所迷惑家族への迷惑にビクビクしながら宅録し、一つのアルバムとしてリリースしました。
このアルバムについてはまた何かの機会に伝えられたらと思います。
今日話したいのはまたそこからスケールが広がる話。
このアルバムを睡眠不足になりながら完成させた時に思ったのです。「あれ、俺なんで音楽頑張ってるんだろう、、」って。
先にネガティブな要素を少しだけ述べさせてください。
ネガティブな僕の気持ちを吐露した後に、そして、なぜ僕が音楽を続けてきたのか、続けていくのかという前向きな話に持っていきます。
〇僕は今すぐにでも音楽を辞めるべきなのかもしれない〇
正直、今すぐにも僕は音楽を辞めるべきだと思っています。
あくまで僕は、僕自身にそう思っています。
僕の大好きなBUMP OF CHICKENの歌詞に「諦めた事 黄金の覚悟」(firefly)という歌詞があります。
夢というのは、諦めるのも間違いではないのです。それはそれで美しいものだと思っています。
僕は、中学生からずっと自分の曲が好きでした。「この曲めっちゃいいから聴いてよ!」と、例えばそれは小さな子が母親に落書きを見せるように、Youtubeを中心とした音楽活動を続けてきました。
おおよそ、僕がそのような形で音楽活動を始めてから7年ほどになります。活動歴だけみたら一流ですね。。
しかし、その活動は華やかなものかといわれれば、そうではありません。
Youtubeの登録者は270人。僕はこの270人を、少ないとは思っていません。
郊外の高校の一学年と同じぐらいの人数でしょうか。少ないわけがありません。こんな僕のチャンネルを、学校の一学年ほどの方々が登録してくださっているのです。何よりも喜ばしいことで、大切にしなくてはいけない270人です。
でも、世間から見ると僕は「底辺Youtuber」にあたるようです。
この現状が悔しくて、情けなくて、たまらないです。バイトの同僚に「Youtubeの登録者何人いるんですか?」と聞かれて、はっきりと答えられませんでした。恥ずかしくて、答えられませんでした。
恥ずかしいと感じてしまった僕が、一番恥ずかしいのですが。
それと同じぐらいに悔しいこと。動画登録者の方々を満足させられていないことです。僕のチャンネル登録者は、一人増えて二人減る、みたいな状況が続いています。そして、270人の登録がいても、最近の動画再生数はほとんどが二桁です。期待をしてチャンネル登録をしてくださった方の期待に沿えず、登録を外される。そして、チャンネル登録者の大多数に、僕の動画に興味を持ってもらえていない。
僕だって頑張ってない訳ではありません。でも、「また、俺はダメなんだな」と落ち込んでしまいます。
★
Twitterもその傾向が顕著に現れます。僕は、後述する「日村がゆく」の出演をきっかけに300-400人ぐらいフォロワーさんが増えました。
「これからも応援します!」という言葉を、沢山の方から頂きました。
でも、毎日のようにフォロワーさんの数字が減っていくのです。
その中には、日村がゆくをきっかけにフォローをしてくださったけど、「やっぱいいや」と思いフォローを外した方も多くいらっしゃるはずです。
僕は、活動をしていない訳ではないのです。常に、何かしら動き続けてきました。でも、その行動が、逆に誰かに見捨てられてしまっているのです。
もちろん、僕の発言や活動内容に原因があるということを分かった上での話です。
★
音楽を続けていることが、人生に良い影響ばかり与えているかといえば、そういうわけでもありません。
僕は、彼女が未だに出来ません。
いきなり何を言い出すのかって感じですよね(笑)
これはもちろんこんな感じの卑屈な生活が一番に災いしています。それも、分かっています。僕が悪いのです。僕は本当に不器用で、そのくせナイーブで、メンドクサイ奴なんですよ。モテる性格じゃないんです。
でも、とある後輩から「ヨシダ先輩が音楽をやっていることがひとつ女子からしたらハードルになるかもしれないですね」と言われました。
僕はその後輩の指摘に対して、確かに、と納得してしまいました。
一つの理由として、それはあるな、と。
だって僕は、売れないミュージシャンの中でも更に売れていない部類の人間です。
歌詞もモテるような歌詞じゃないし、歌も上手な訳じゃないし。
貯金もろくにせず、自分の好きなもの(音楽活動等に関するモノ)ばっかりに出費するし。
そんな奴と付き合って、仮にラブソングでも書かれようものなら、悪い意味で赤面ものでしょう。
なんだろう、今の音楽をやっている俺を好きになっても、あんまり女の子側に得することがないんですよね。書いていて泣きそうになってきたけど(笑)
逆の立場で、僕のような存在を、胸を張って「音楽をやっているんです!まだまだ名が売れてないけど!とても良い曲を書く彼氏なんです!」なんて言える彼女になれる気がしません。
正直、僕は今の僕と付き合いたくないです。
★
もっと現実的な話をします。これからの人生の話です。
僕は、顔を出して活動しています。名前は本名かどうかにはあえてここでは触れませんが。
顔を出すのには僕なりのこだわりがあって、「素性を晒して、音楽を通して少しでも人間として信頼してもらいたい」「歌っている『顔』を見てもらいたい」という思いがあってのことです。
ですが、多分、これからの人生を考えれば、「顔出ししてインターネットで活動していること」は必ずしもポジティブな事ではないでしょう。
就職の時に悪影響があるかもしれないし、
結婚の時に相手の親御さんに白い目で見られるかもしれないし、家族が自分の動画をきっかけに馬鹿にされるかもしれない。
今後の行い次第では、住所などが特定されてしまうかもしれないし。
そんなの大げさだよ、と言われてしまうかもしれません。でも、インターネットで活動するならばそのぐらいの覚悟をするべきだと思っています。
車を運転しているときに、「かもしれない運転」をするように、常にインターネット上の活動にはリスクが付きまといます。
〇じゃあ俺、音楽やる意味あるの?に対する答え〇
やばいぐらいネガティブでしょ、僕。(笑)
こんなメンタルでなんでここまで音楽続けられてきたのか、不思議になりますよね。
さぁ、僕って音楽をやる意味、あるのでしょうか。
答えを先に言います。「今聴いてくれる人がいるから、やるべき」
と考えています。
綺麗事ではありません。聴いてくれる人が一人でもいるならば、やるべきです。こんな僕の曲を聴いて、反応してくれる人がいつも必ずいらっしゃいます。一人二人ではありません。
僕は、その方々がくださる言葉一つ一つを全て大切に覚えています。見捨てる人もいる中で、気にかけてくださる人が居る。
ここで過剰にネガティブになって、自暴自棄になって、中途半端なまま、適当に「音楽活動」という店を畳むのは、「ダサい」と思います。
ただでさえ、平均以下のダサい人生を生きてきたんです。
終わり方ぐらい、かっこいいときに終わらせたいんです。
辞める時は、もっと満たされてからにしたい。
僕の頂点は、まだまだだと思っています。
僕の曲がオリコン一位を取るとは正直思っていませんが、もう少し明確な手ごたえを得られる瞬間が、これから先の人生にあると信じています。
以下は、なんども繰り返してきた話にはなりますが。
僕は、「日村がゆく」というネット番組に奇跡的にお声がけを頂いて、僕の熱量が功を奏し、なんと四回ほど出演の機会を得ることができました。
沢山の大人たちが本気で作るコンテンツに、僕の存在が、(素人枠とはいえ)必要としてもらえた事が本当に嬉しくて、
今までの人生で一番、音楽をやっていてよかった。音楽をインターネットに公開していてよかった。と思えました。
正直、番組に出演したタイミングで潔く音楽を辞めようかと思ったこともあります。
もしかしたら、これが最後のチャンスなのかな、と思ったから。
神様は信じないけれど、もし神様がいるとしたら、
「最後にいい景色見せてやったから、いい加減音楽辞めて、普通に生きろ」
と言われているような気がするのです。この迷いは、今の今までずっと抱えています。
でも、番組にお呼ばれした当時は、確か6年ぐらい音楽をやり続け、ようやく掴んだ晴れ舞台でした。
じゃあ、もし今からまた6年音楽を続けたら、どんな景色が見えるでしょうか。
僕は素晴らしい景色が見えると信じています。
そう信じて、もう少し続けてみます。
以上!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ものすごい長文になってしまいました。
これはある意味自分を鼓舞するために書いている節があるので、、。
ここまで読んでくださった方が何人いらっしゃるのかわかりませんが、
最後まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます!!!
是非みなさんの感想などもお聴かせくださいね。
今後とも、ヨシダケントをよろしくお願いします。
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