📚使える脳の鍛え方【読書感想文】

最近、『そもそも勉強法分かってないと読書効果得られないんじゃないか？』と思い、前々から欲しかった本をついに購入し読み進めている。

この本は、一般的には効果ありと謳われる勉強法を次々と否定し、効果がある記憶術や練習法を調査や研究を元に説明してくれる痛快な本である。

著者が「研究の引用については最小限に留める」と言うだけあり、研究事例を所狭しと書くよりは、分かりやすい言葉で説明し、重要な箇所は後から何度も登場するところが特徴的。

これは、「大事なことは時間が経ってから何度も繰り返す」という〈交互練習〉という形式を著者が推すだけあり、そこを踏まえた構成にしているということ。

読書で知識を得ながら、実際に著者が推奨する勉強法を同時並行で経験できるという面白い本になっている。
前述の通り、余り難しい内容になっていないのでオススメ。勿論場合によっては長文を読解することになるが、そこは付箋でも貼って後から読み、「筆者は何を言いたいか」を先に拾ってからでも遅くないと思う。

以上、読書感想文でした。