ネガティブな時
最近、ちょいちょいネガティブになる。
時間で言うと、大体が午後。夕方とか夜とか。
そんで、大体が自己嫌悪。
他の人がどうなのかはわからないけど、僕はネガティブ癖がめちゃくちゃ強い。
天性のポジティブ人間を見るととても憧れる。
人前ではネガティブを出さないようにするのが精一杯。
おかげで、みんなからはあまりネガティブな人間だとは思われないらしい(知らんけど)
でも、内心は漆黒の如くネガティブ。
だから、いつも悩むし落ち込む。そしてさらに闇に堕ちていく無限ループ。
というわけで、フランスにワーキングホリデーに行くことにしました!
ボンジュール!!メルシーボクー!
ついについに大きな挑戦です。ドキドキ。
立派なパリジャンになるので今のうちに投資した方がいいですよ。カンパ募集中(苦笑)
もう2ヶ月後には30歳を迎える僕ですが、このタイミングで初めてのワーホリを決断しました。
ワーホリは31歳という年齢制限があるから、めっちゃギリギリ。(巷では「ギリホリ」なんて言うみたいっす)
会社員→留学→ニート→会社員→海外勤務→フリーランス→住み込みボランティア→会社員→フリーランス
というパラレルキャリア(?)を歩んでいる自分としては、ここでワーホリというJokerを引くのか、って感じです。
でも、内心は超ドキドキ。
なんせ僕はネガティブ体質ですから!(ドヤ)
つまり、最近のネガティブの原因はシンプルに「将来」について。
いよいよ一週間後には、ワーホリに向けて出発している。
時の流れが経つのは本当に早い。ビザを取った時は、あと3ヶ月とか思ってたのにね。
ネガティブの細かい要素はいろいろとある。
物価めっちゃ高いし、フランス語わからんし、料理つくれないし、人脈ゼロだし、治安悪いし、そもそもそんな土地勘とかもない。そういやオリンピックとかあるよねぇ。
なんでフランスにワーホリ行くの?って聞かれても
「いや、なんとなく、、やりたいと思ったからね、、えへへ、、笑」
って感じで、ちゃんとした理由も叶えたい目標も特にない。
でもカナダとかオーストラリアとか英語圏じゃなくてフランスだった。
ただ、やりたいからやる。一応これまでもそうやって人生を歩んできたからね。
決断するのに一年もかかったけど、時間は決断力しか補ってくれなかった。
結局行動力や好奇心に本来の性格が追いついていないから、こうして悩むんだろうな、なんて自己分析しています。
ともあれネガティブは変わらない。
将来を見通したいなら、資格勉強頑張って大手企業に入ればいいのです。
もちろん仕事を頑張る必要はあるけど、逆に頑張れば将来を保証してくれるのです。
「いいなぁ」
憧れが募るけれど、僕のようなドロップアウト組にはもはやこのような道が残されていないのです。
一応29年間生きてきて、それなりにいろんなことを経験してきました。
そんな中で思うのは、安定を進むか茨を進むのかは本人次第ということ。
どちらも正解です。人生に失敗なんてないので。
周りの大人は前者を求めがちだけど、それはあくまでその人の価値観でしかないので、彼らはこっちの人生を1ミリも保証してくれません。
安定を進めば、将来が見通せて、変なネガティブにならずに済みます。
仕事や家族サービス、趣味などにも集中できるでしょう。
対して、茨の道、たとえばフリーランス、起業、海外就職などに進むと、まず将来は見通せない。
AIを使おうがVRを使おうが、一時的なカネは入ってきても、将来については何も保証してくれません。おまけに運要素も強い。
忙しい時もあれば、仕事がなくて生きるのに精一杯のときもある。
いわゆる「ギャンブル」な生き方は、必ずしも仕事や家族サービス、趣味などにも集中できるとは限らない。
でも、なぜ人は一見楽して生きれる「安定した道」ではなく、しんどそうな「茨の道」を行くのか。
なぜ僕はネガティブをわかった上でワーホリなんて行ってしまうのでしょう。
それはずばり、自由という無限の恩恵からでしょう。
茨の道が持つ自由さには、計り知れない魅力があります。
好きな時に好きなことをする。
本来の生物としての人間が持つ生き方には、「生」という実感を強く感じます。
だから、自由が欲しくて社会からドロップアウト。
自由の魅力に取り憑かれると、元の社会に戻るのが非常に困難になります。
僕は半年だけ戻ったけど、結局無理でした。へなちょこ。
つまるところ、メリットとデメリットの差が小さいのが安定の道、大きいのが茨の道、とも言えます。
そして、差が大きいとは自分の状況が大きく変化することでもあります。
その変化に対応できるかどうかは各々の性格に依るのです。
僕のような「性格上」は安定思考の人間が、茨の道という自由な荒野に放たれた時、大きな不安という荒波が待ち受けています(複雑メタファー伝われ)。
これがとってもつらい!!
僕の場合は、やりたい気持ちとやりたくない気持ちが戦って、やりたい気持ちが僅差で勝つのが毎度のパターン(たまにやりたくない気持ちも勝つ)。
だから最初はいつも苦しい。気づいたら途中でそんなこと忘れちゃうんだけど。
そして最終的に「やってよかった」という気持ちが残る。
その快感がある限り、安定の道には戻れないのです。
そうやってちょっとずつ自分なりの個性が磨かれて、成長していくサイクルを繰り返しています。
ネガティブな時、僕は自己嫌悪に陥ります。
これがめちゃくちゃタチが悪い。
「自分なんてシんでしまえばいい。」
人生で1000回以上は思ったことがあるこの希死念慮の考え。
でもチキンだしどうせ本音でもないから、実行に移すことはない。未遂すらない。
そんで自己嫌悪は自分をダメにするパワーを持ってる。
具体的に言うと、あえて自分が損をすることをすることをしたがる。
例えば、いらない物を買ったり、無駄に人におごったり、みんなが楽しんでいることとは真逆のことをしたり、、
誰も得をしない。悪魔の力。
閻魔様もびっくりやね。
自覚はあまりしてないけど、こういう時に人を傷つけることもあるんだろうなとは思う。
後々謝罪することもある。
いらない癖。まじ捨ててぇ。。
後悔しかしないこの癖のせいで、自分の価値はどんどん落ちていく。
ねぇ、どうやったら治るの??
教えてよ!ドラえもーーん!!
それでも生きていくしかないんだよ、ケントくん。(ハッ!)
そう、このネガティブ癖も一緒に付き合って生きていくしかないのです。(ニンマリ)
だってこの癖のおかげで、捨て身でフランスとか乗り込めるんだもん。
人生どうにでもなれ!ってね。
これまでの思い切った決断でも、ネガティブな自分がネガティブを活かしながらできたものもあります。
実はネガティブ癖は必ずしも悪いだけではないのです。
だから、今後もしばらくはこの自分を続けるんだろうなって思います。
30歳になっても20代の余韻を引き続けるんだろうなって思います。
てか、この癖、実際は10代の余韻ですらあるしね。
というわけで、これからもこの調子で生きていくし、この癖と付き合いながら生きていきます。
今自分がネガティブなのも正常だし、治そうと思っても治せません。
でもそんな中でちょびっと自分に期待しながら生きていきます(たぶん)。
たまにみなさんに迷惑をかけることもあるけど、この地球上で生きていかせていただきます。
なんかあったらすぐ謝りますんで、ムカついたらすぐにお伝えください。
土下座でもなんでもさせてください。その代わり生きさせてもらいます。
まだワーホリに向けて何一つ準備をしていないけど、それもまた自分。
どうせ出発前日に始めるのはわかってますから。
予習済みです。
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