地理を学ぶ中高生におススメしたい漫画

こんにちは @KentoIDE といいます。
先日Twitter でこんな投稿をしました。

思った以上の反応をいただき、中には初めて知った漫画もあったので、
せっかくなのでNoteにまとめることにしました。
私一人のアイデアで作ってるわけではないので、アフィリエイトとかは仕込んでないです。石を投げないでください。

個人的おススメ

個人的におススメしてるのはこのあたり。

乙嫁語り

19世紀中央アジアの人々の生活を描いている作品。
習俗の描写に不備がある、という指摘も聞いたことがありますが、
他の地域の景観や民族に関心を抱く入口としてのマンガとしては十分に取材を重ねて描かれた作品だと思います。

ヴィンランド・サガ

こちらは11世紀のヴァイキング、ゲルマン世界を描いた作品。
中高生におススメするにしては暴力シーンが多い気もしますが、普段触れる機会のない中世ヨーロッパに親しむには良作だと思います。

ゴールデンカムイ

つい最近完結したので話題ですね。アイヌを中心に北洋民族の文化を親しみやすく描いた素敵な作品だと思います。下品なシーンが散見されるのはご愛敬。GW使って二周した。一周読むごとに徳が積まれるという。私の推しはゲンジロちゃんです。

くーねるまるた

ポルトガルの食文化に触れられる素敵な作品だと思います。
バカリャウ食べたい。

皆さんがおススメしてくださった作品

読んだことないものもたくさんあったので自分でもチェックしてみたいとおもいました。いろいろあるんすねえ

チ。ー地球の運動についてー

天動説が支配的な15世紀ヨーロッパで地動説を唱える人たちの作品。
知り合いの地理屋・地図屋さんがよくおススメしてきます。

ふしぎの国のバード

19世紀~20世紀初頭に活躍した実在の女性旅行家イザベラ・バードを描いた作品。

高杉さんちのおべんとう

大学の地理学研究室を舞台とした作品。全国の地理学研究室には必修科目として置いてあるはず。私も研究室に配属されて最初に読みました。ない?買ってください。

ダンピアのおいしい冒険

17世紀英国の探検家を題材に、世界中の食を描いている作品だそうです。名前は聞いたことがあるが読んだことなかった。。。

サトコとナダ

ムスリムの女の子とのルームシェア生活を描いた作品。どうしても異なる宗教文化の世界に接する機会というのは日本では限られてしまうんですが、こういう生活があるのだな、と知ることのできる素敵な作品ですね。

沈黙の艦隊

安定のかわぐちかいじ作品ですね。海江田が国連総会での演説で日付変更線から順に国々に声をかけていくシーンの印象が強いです。

マスターキートン

これまた安定の浦沢直樹作品。忘れてしまっていましたが主人公が考古学者でした。

ヒストリエ

「寄生獣」の岩明均作品です。個人的には同じ作者で「七夕の国」という作品も初めて読んだ時の衝撃が忘れられない。

ここからの作品は読んだことがないので、名前とリンクだけ紹介します。結構大量にリプライ来てたので、ここに載ってる漫画をチェックするだけで相当な時間がかかりそうです。

勇午

ARIA

北北西に曇と往け

天は赤い河のほとり

アンゴルモア 元寇合戦記

石の花

改めてみると本当に色々な作品があるんですねえ。
これ以外にも、元ツイートのリプライや引用RTで、皆さんが紹介してくれている作品がありますので、興味お持ちであればぜひチェックされてください。

それでは皆様良い地理マンガライフを!


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