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24歳の古書店 -third hand books-

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24歳の平末健人が読んだ本を、要約・解説していくマガジン。何冊かに一回は、複数の本から得た多面的な見解を通じて、現代を読み解く記事をアップしていきます。基本的に有料(通常記事:¥…
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記事一覧

「24歳の古書店」になりました。

お久しぶりです。店主の平末です。 今日はご報告と共に、2021年読んだ本の中から特に印象に残った本を3冊紹介できればと思います。 一年に一度生まれ変わるお店。この度、「23歳の古書店」は「24歳の古書店」へと生まれ変わりました。理由は、店主が24歳になったからです。 実はこの古書店は、設立当初から一年に一度のリニューアルオープンをするという前提で始まっています。店主が25歳になったら「25歳の古書店」ですし、38歳になったら(そこまで続いてたら)「38歳の古書店」になる

幸せとは、なにか。

いつもありがとうございます。店主の平末健人です。 今日は、「幸せ」について考えていきたいと思います。 唐突ですが、みなさんは毎日幸せですか? 毎日ご飯が食べれて、友達や家族や恋人がいて、ある程度のお金と自由な時間があって。そんな何気ない日常に、幸せを感じていたいですよね。でも「幸せ」とは何かと聞かれたら、人それぞれで意外と難しい。 そんな「幸せ」について少し考えさせられる本に出会いました。 それが「荘子」です。 荘子は、紀元前の中国で色々な教えを説いて回った「諸子百家」

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デザインとは、なにか。

いつもありがとうございます。店主の平末健人です。 早速ですが、今日は「デザイン」についてお話ししていけたらと思います。 現代において「デザイン」というワードを聞いたことがないって方はあまりいないと思うのですが、実際「デザイナー」と呼ばれる人がどういう仕事をしているのか、ましてや、「デザインの定義は何ですか?」なんて聞かれたら、答えられる人はほとんどいないかもしれません。 そんな知っているようで知らない「デザイン」は、実は私たちの身近なところで生きています。そんな「デザイン

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「23歳の古書店」がOPENしました。

はじめまして。店主の平末健人です。 今日は、この度OPENしました「23歳の古書店 - third hand books -」について軽くお話しできたらと思います。 お店の名前について。23歳の古書店は、古本屋ではありません。ここでいう古書というのはどちらかというと「使い古された本」という方が正しいかもしれません。「読み終えた本」ということです。 また、古本屋ではなく古書店なので「書き物を売るところ」ということにしています。この”書き物”とは何かというと、ある本を読んで”