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㉓ 自分と会話するのが好き

新型コロナウイルスが流行し始めてからおよそ2年程経過しました。更に外出する機会が減少し、ここ2年で1人でいる時間が大幅に増加しました。コロナ禍となり、単純に単独行動の時間が増えたのもありますが、私は一人の時間が好きになりました。一人で映画を観に行ったり、サウナに入りに行ったりなど。以前までは単独行動することに寂しさを感じていました。元々心が動いた瞬間を誰かと共有したいので、一人でいるとそれができないと思い込んでいたのであまり好きではありませんでした。


以前『オードリーのオールナイトニッポン』で若林さんが京都に一人で旅行に行った時の話をしていて

「俺一人で行動していても自分と会話しているから全然苦じゃないんだよね。一人で『あれすごくない?』とか『なんでこれはこうなったと思う?』とか自分の中でラリーが成立しちゃうんだよ。」

と言っていました。

私自身もこの言葉にはかなり共感した。例えば趣味の話をしている時、自分は高い温度で話していたが、相手があまり知識がなく、会話に気を遣わせてしまった経験がある。互いの会話の温度が同じ時は話していて盛り上がるし、楽しく会話することができるが、どちらかが興味のない話題であったりする場合、話している側も聞いている側も気を遣わなければいけない状況となってしまう(仲良い友人とは会話してること自体が楽しいのでどんな内容でもあまり気を遣うことはありませんが)。

しかし、会話相手が自分だったらどうでしょうか。会話の熱量が全く同じなのです(やりたいこととプライドが対立することもよくある)。私は会話しながら「気を遣わせていないかな?」と気にしてしまうことが多いので、相手が自分であるとその心配は全く必要なくなる。人と会話することは嫌いな訳ではないが、ずっとこのようなことを考えていると家に帰った時に疲れがどっしりとのしかかってくる。だからこのNoteも自分と会話しているような感覚でやっているので書いていてすごく楽しい。以前にも書いたことなのだが、自分が好きなことを知っているとより楽しむことができるようになる。
 
相談も自分とすることが多いです。なんせ自分が一番自分のことを知っているから(自分以外の客観的な考え方も必要なのだが)。私は自分の価値観に正直に生きたい。「〜であるべき」のような言葉に騙されて制限されてしまうことは好きじゃない。しかし、その為にはより自分自身を知らなければいけないと思う。「本当にそう思うのか?」「これはお前の考えなんだな?」と問いを繰り返すことで、奥底にあるものを見つけることができる。それが見つけられた時の快感は特別なものである。何も考えないで過ごしていたら絶対に感じることのできないその感情を大切にしていきたいのだ。そして自分の価値観に反した行動をとってしまうと、自分自身には嘘をついていることはバレバレなのである。自分に嘘をついて、自分に幻滅したくない。自分に対しては正直でいたい。

しかし、何もせずに孤独でいる自分を肯定してはいけない。孤独は実に楽であるからだ。誰にも気を遣わず、誰にも傷つけられる心配もない。でも、楽な道ばかりを選んでいるといつか痛い目をみてしまう。失敗や苦労の味を知ってこそ人は成長していくのではないか?自分の人生においても失敗から学ぶことは多くあったし、失敗が自分を強くしてくれる。だからこそずっとこのままではいけないなと思う。人と会話することで新たな気付きや経験、人間関係など得られることも多くあるから。

いやどっちなんだよお前、一人が好きなのに良くないことをしてる自覚があるのか?

いやよくないこととは思ってないよ。でも成長する為には変わらなきゃなって。居心地のいい空間、いわゆるコンフォートゾーンから抜け出すこと今よりもで成長できるんだよ。

ちょっと待って何が正解なんだよ?正解はどこにあるの?もっと深いところか?

俺にも正解はわからん。
どこかに攻略本落ちてないっすかねぇ、ブックオフに売ってないすかねぇ。

お送りしたのは『書きながらの自分との会話feat.思考は奥深すぎる』でした〜。
ご清聴ありがとうございました〜。

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