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人間関係を楽にするためには「課題の分離」が必要。


こんにちは。
都内でフリーランス映像ディレクター
(SNS Contents Creator)をしているkentoです。


このnoteでは、
いつか会社を辞めてフリーで仕事をしたい
・少しでもワクワクした人生を歩みたい



そんな方々に向けた記事を毎週土曜日に発信しています。
(先週は忙殺しており、更新できませんでした。。)



今回は「人間関係を楽にするためには課題の分離が必要というテーマでを綴っていこうと思います。

◯このnoteはこんな方々にオススメです。
・職場や学校の人間関係で悩んでいる
・自分の努力や成果が周りに評価されず悩んでいる
・管理職として部下のマネジメントで悩んでいる
・善意で行ったことに感謝されず、虚しくなることがある


恐らく、このnoteを読んでいる方の中で「仕事やプライベートにおいて人間関係でストレスを感じたことは一切ない」という人はいないのではないでしょうか。

では、こうした「他者と関わる以上は必ず生じるストレスや悩み」をできるだけ緩和するには、どうしたらいいのか?というのテーマでアドラー心理学でおなじみの『嫌われる勇気』から、課題の分離という項目を抜粋し、それをベースに僕なりに考えを綴っていこうと思います。


では、さっそくいってみましょう。



はじめに

すべての悩みは「対人関係」であり、課題の分離ができていない事が、ありとあらゆる対人関係上の悩みの原因。【アルフレッド・アドラー】


会社員はもちろんですが、フリーランスや個人事業主でさえ一人で仕事を完結するのはなかなか難しいと思います。

故にコミュニティに属して働いたり、クライアントと仕事を進めていく以上、こうした人間関係のしがらみから完全に解放されることは難しいです。ときには軋轢が生じたり、分かり合えないと感じる人がいたりするのも当たり前なことかもしれません。

しかし、悩みが尽きない状況から逃げ出したりせず、思考法そのものを変えることで前向きに仕事に取り組みやすい心理状態を整えることが可能です。

これを実現するため必要な考え方が、「課題の分離」です。



「課題の分離」とはなにか?

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端的に説明すると、
他者の課題と自分の課題を分け、他者の課題には踏み込まないようにすると同時に、他者にも自分の課題に踏み込ませないようにするということ。


要するに、「自分がコントロールできる事は一生懸命行い、自分がコントロールできない事は考えない。」という思考法です。

まず、自分と他者の課題を分離するためには、「その課題について最終的な結論を出すのは誰か?」ということについて考えてみるとすぐに課題の線引きが出来ると思います。



例えば、
あなたが何かに一生懸命取り組み結果を出した場合は自分の課題。
しかし、その結果が評価されるかは他者の課題になります。

どれだけ自分の努力や成果を評価してほしい考えていても、最終的な結論を出すのは他者になります。


また、相手に命令し強制させたいと考えてしまったり、自分の行動に見返りを求めてしまうというのは、自分が相手の課題に踏み込んでしまっている状態です。何故ならその命令に従うのかどうかや、見返りをするかどうかを最終的に決めるのはその相手の課題だからです


もしも、課題の分離が出来ているのなら他者の評価を気にすることはなくなりますし、命令通りに動いてくれない相手や見返りをしない相手にイライラすることも無くなります。

この課題の分離ができていない事が、ありとあらゆる対人関係上の悩みの原因。というのが冒頭に話したこのnoteの結論になります。


仕事や人間関係において、
他人を変える事ができないので、自分が変わる必要があります。


なぜ課題の分離が必要なのか?

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では、最後になぜ「課題の分離」が必要なのかというお話です。

結論、課題の分離が出来ていないと自分の一生が「承認欲求に支配された人生」になってしまうからです。

◯承認欲求とは
他人から認められたいと願う感情のこと。


他人が自分を認めるかどうかという、課題の最終的な結論を出すのは他人なので、自分にはコントロールする事はできません。

それにも関わらず「人に認められたい」とか、「人に褒められたい」といった承認欲求だけにこだわり続けていると、気づいた時には他人のために生きている人生になってしまいます。 


最近では、SNSで「いいね」を求めすぎるばかりに、無意識に他人と比べ劣等感に陥ったり優越感に浸ったりなど、自分がコントロールできないことで幸福度が左右されることも少なくないと思います。


自分以外に自分の人生を生きれる人はいないので、他人の人生ではなく自分の人生に集中すること。人間関係を楽にするためには、まずはこの「課題の分離」から始めることがとても重要だと思います。



最後に


というわけで、「人間関係を楽にするためには課題の分離が必要」というテーマでnoteを書いていきました。


僕自身も対人関係やマネジメントの際に、相手の感情や行動までをコントロールしようとしてしまい悩みまくっていた時期もあります。
そんな時に、3~4年前に読んだ『嫌われる勇気』という本の「課題の分離」という思考法には今でも何度も救われています。


しかし、とても合理的な考え方ではありますが、正直実際の仕事や人間関係で活かすとなると「言うは易く行うは難し」だと思います。

なので、いつでも完璧に課題の分離ができるようにしなくてはいけないのではなく、悩みやストレスが負担になっていると感じたとき、ふと思い出せるように。そんな時に気持ちがスッと軽くなる思考法の一つとして是非オススメしたいと思います。


以上。
フリーランス映像ディレクターとして働く僕の自己発信や、日々の学びのアウトプットを目的に週に1回(毎週土曜日)noteを発信していますので、是非見て頂ければ幸いです。



ではまた!

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